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 おとぎ銃士 赤ずきん ~魔女の忘れもの~ (霧海正悟/KONAMI NOVELS)


 口絵のマジカルアイドル白雪姫だけで買う価値がある!(過言ではない)

 コナミノベルズ赤ずきんの二冊目です。
 内容は前回と違って番外編みたいな感じ。ノリはあまり変わりません。

 前巻と同じようにどこか同人的なにおいがするのですが、それでも最後までしっかり書ききって形にしてしまうのがすごいですね。それがこの作家さんの特徴なのでしょう。
 僕的にはあまり興味を引かれない始まり方をして読むのがおっくうだったのですが、中盤あたりでテスと行動を共にしてその正体が明らかになるころから楽しめました。
 あとは三銃士のいばらが登場するのもよかったですね。

 アニメの放送もとっくに終わってしまい、小説も続きが出なさそうなのが残念です。
 もう少し白雪の活躍を見たかったなぁ。
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 GOSICKⅢ ――青い薔薇の下で―― (桜庭一樹/富士見ミステリー文庫)


 かなり久しぶりに読みました。
 内容はほとんど忘れていたけれど多少は思い出して、楽しめました。

 話の根幹であるミステリー部分はわりと淡白なもので、もっとグネグネするのかと思ったら意外にあっさりと終わってしまいました。
 それに久城は(けっきょくヴィクトリカの助力で事件を解決してしまう)ので前回までとあまり変わり映えのない印象でした。

 むしろ今回の目玉は風邪をひいて寝込んでいるヴィクトリカだと思います。
 虚弱でちっちゃくて体力のないヴィクトリカがツンケンしながらもやっぱり久城のことだけは特別扱いしているさまはもうニヤニヤものです。とてつもなく可愛かったです。
 あまり一、二巻の記憶はないのだけれどこんなに可愛かったかなぁ。
 続きをはやく読みたくなりました。近いうちに必ず読みたいです。


 追記:そういえばイラストの背景がずいぶん丁寧に描かれていますね。こんなにきっちり背景を描くイラストレーターさんはめずらしいかも。



 ストライクウィッチーズ弐ノ巻 スオムスいらん子中隊恋する (著:ヤマグチノボル 原作:島田フミカネ&Project Kagonish/角川スニーカー文庫)


 ヤマグチさん、超グッジョブ!

 僕はこれほどまでに作者さんに感謝の気持ちを抱いたことはありません。正直、その心意気に感激しました。
 まさか(「カーリー」)とは正反対の展開でしっかりと(百合を貫いて)くれるとは思いませんでした。
 感動した!

 いらん子中隊がかわいくて勇ましいウィッチーズの二巻です。
 今回は前回にも増して百合ん百合んな内容ですね。ちょっとやりすぎな感もありますが僕的には非常にけっこう。むしろもっとやってください(オイ)。
 そしてまた予定調和的な話になるわけですが、この作品のコンセプトに暗い話にはしないというものがあるそうで、安心して楽しめるのもいいところですね。

 百合にあふれた日常シーンは置いといて、戦闘シーンも過不足なく描かれています。
 進化する敵に悪戦苦闘、ときに沈んでしまうけれど決してあきらめないのも素敵です。
 それとOVA版での中隊長を務める坂本美緒の名前も挙がりましたね。こういうクロスオーバーする感覚も好きです。

 ただ一つだけ、(キ27の小回りを活かした戦法)ではなく(キ44の使い方に合わせた戦法に迎合)してしまう部分だけがちょっと引っかかりました。
 智子なら(それなりに事実を受け入れつつも最後にはやっぱり自分の戦い方に合わせてキ44を使い切ってしまうような、他人には真似のできない才能とかを見せつけてほしかった)というのが本心です。
 まあ想定外ではありましたがこれはこれで成長の証としてアリなのでしょう。

 毎度々々、短めなのでもっと長くて激しい話を読みたいのですがメカ+美少女と対象範囲がめちゃくちゃ狭そうなので難しいのかもしれません。
 でも僕はこのシリーズが大好きです。とても好き。
 続きが出るまでいつまでも待っています。
 時間はかかってもいいので、いつか続きが出てほしいです。



 ある日、爆弾がおちてきて (古橋秀之/電撃文庫)


 なんでもっと早く読まなかったのだろう!

 感動しました。楽しみました。最高でした。
 こんなに綺麗にスマートにまとめ上げて後味すっきりさわやかな短編集は初めてです。すごい。
 しかもサクサク読めるけれど流れてしまうのではなくて、ちゃんと心にひっかかるというか染み込んで抜けていくような、そんな感じでした。

 七本の短編のなかでは「トトカミじゃ」「三時間目のまどか」「むかし、爆弾がおちてきて」などが良かったです。
 ハラハラしたり、どきどきしたり、そして常識を超えた不思議に飛び込んでいく爽快感。
 そういった読後感が素敵な短編集でした。



 とある魔術の禁書目録10 (鎌池和馬/電撃文庫)


 ステイルのこの脇役っぽさが好きだなぁ。

 事態は思わぬ方向へ転がりつづけます。前巻からの続きで大覇星祭でにぎわう学園都市を舞台に世界の命運をかけて追いかけっこです。
 (吹寄)に続いて(姫神)まであんなことになり、土御門やステイルもボロボロになってしまうけれどそれを乗り越えて前へ歩みつづける当麻がかっこいいです。
 それと今回はオリアナに追いつめられたときの(土御門のハッタリ)が面白いですねぇ。あれはたしかに気付きません。

 そしてそして、リトヴィアの性格はアレだったけれどオリアナの主張はわりと共感できたりします。
 彼女の主張はあくまで理想論であって限りなく叶わない夢でしかありません。
 それを見事に表したFFTのセリフ、「時に最善の方法が最良の結果を生むとは限らない」を思い出しました。まさにこれなのですよね。
 やり方は間違っていて結果的にあんな被害まで出してしまいましたが基本的にオリアナは(完全なる善)を求めていたというところがまだ救われます。
 今回のことをきっかけに改心してほしいなぁ。

 最後の(ローラ)はめちゃくちゃ腹黒いですね。
 前からそんな気配はありましたが今回は露骨にその片鱗を見せてくれました。
 学園都市理事長のアレイスターもなにやら企んでいるような感じですし、はやく続きを読まなければなりませんね。
 次はどんなヒロインと敵とバトルが待っているのでしょうか。楽しみです。


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