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 僕は無性に誰かを好きになる。
 頭のなかがその子のことで埋め尽くされて他になにも考えられなくなって、うわのそらになってしまう。
 といってもいままでの経験ではいずれも二次元のキャラクター相手なのだけど、それはたんに近しいからという理由のみに起因していて僕の交友関係とくに異性とのかかわりが皆無だからかもしれない。
 まあそれはいい。

 この前プリキュアの映画を見に行ってからなんだか無性にこまちが好きになっている。
 おもえばいままでにも無自覚的にこういう現象があって、中学のころにはかりんちゃん、大学ではアグ、白雪、ネリ様の流れが記憶に新しい。
 二次元と三次元の差異は上に吐露したような理由に過ぎないと思うのでいいとして。
 なぜこうもキャラを好きになるのだろう。
 たぶん誰かを好きになることで他者との関係性をつくり、相対的に自分の存在を確かめて(たしかなものにして)安心したいと思っているのではないだろうか。
 ほかに理由があるのかもしれないけど僕にはこの仮説くらいしか思いつかない。
 これって無自覚無意識にはたらいたこころの欲求で、すなわち本能とか感情の源泉が起こした心理現象で赤ん坊が人に気持ちを訴えるために泣きわめくことと本質的におなじことなのではないかな。
 人に対して感情を抱くことで関係性をつくるとして、そのなかでもっとも大きく都合のいいリアクションを得られるのは愛情だろう。
 愛は世界を救う、なんて恥ずかしいことは言わないけど存外バカバカしいわりに個々人のあいだでは大概のことが愛で許されている気もする。

 話がズレた。
 僕がキャラに没頭するというのはそういった「さびしい」というこころが発した信号の表れで、ひとりでいることに不安を感じたときに起こるものらしい。
 過去の例から考えると中学のころは高校受験がひかえていた。
 高校のころはエスカレーター式で大学に上がれたのでこれといった不安は存在せず、そういうこともほとんどなかった。
 大学では就職が避けては通れない試練として待ちかまえている。
 偶然のようでしっかりと計算されたように反応が起こっているようにも捉えられる。
 ぜんぶ推測の域を出ないけど、吊り橋効果とか、失恋直後に出会った異性と恋に落ちるラブストーリーとか、自分が弱った状況に沈んでいるときに何がしかのものにすがる気持ちが転じて恋をするという考え方もできるかもしれない。
 もしくはすがるためだけでなく、思考のいっさいを放棄することで感情を押しつぶし、盲目的にひとつの対象に首ったけになって逃避しようとしているのかもしれない。
 悪いことではない。
 防衛本能が自らを守るために起こしたアクションなのだから。
 ただそれをそのままの状態で放っておくのは進歩がない。
 個人的に前へ進まないのは好ましくない。

 ここで過去の記事をのぞいてみたのだけど、たしか似たような記事を書いていて、そこには原因が「時間が余っているから」だろうと書かれていた。
 あー、たしかにそうかもなぁ。
 因果関係で考えれば時間が余る→ぐうたら→消化力低下→精神衰弱の流れになるのかな。
 でもそれだけに限定する必要もないから「ひとりでいることにさびしさを感じた」という原因があってもいいような気がする。
 どっちでもいいのだけどさ。
 「なぜ精神衰弱するのか」「なんのためにそういう状態になるのか」というのがまたべつの、そして根本的な問題っぽいけど条件と候補を想定しだすとキリがないのでそれは面倒くさいから割愛。
 けっきょくなにもまとまっていないなぁ。
 とにもかくにも「こころが弱っている」のが直接的な原因なのだろう。

 たぶん時間が経てばこころが元に戻って、ふつうの状態になればひとりでも平気になっていまのこの症状(?)も薄れていくと思う。
 白雪のときも離れる間際はとてもさびしかったけどそれも時間が風化させてくれた。
 だからきっと今回のこの状態が薄れていって、もしくはプリキュアが終わってこまちに会えなくなったとしてもそれはそれでなんとかなるのだろう。

 ぐだぐだと思いつくままを書いていたらちょっとだけ気分がマシになった。
 うん、僕ってすんごく弱いなぁ。
 たまに、ごくたまーになるのだよね、こういう状態。
 人が恋しくて恋しくてたまらなくなるような。
 それでも世界はまわりつづけて夜が明ければ明日はくるし、なんとかなっていくものなのだろうなぁ。
 なんとかなる、なんとかなるよ。
 だから転びながらでも前へ進め、自分。
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 見てきちゃいました!
 平日の昼間からいい歳した大学生が見るには少し、いやかなり恥ずかしかったけれど見てよかったです。とてもおもしろかったです。
 感想を書くときりがないので箇条書きで思ったことをちょこっとだけ(まだ公開から三日目なのでいちおう反転で隠します)。

・こまかれうらのお姫様口調がとってもラブリー♪
・ココナツの正装はさすが王子様
・作画がたまに崩れ……
・敵のピンキー回収方法に目からウロコ
・ミルクが鬱陶しくないどころか、力技で正論を!?
・「帰らせてもらいます」「あなたも、守りたかった……」「昨日よりも今日のわたしは~」は名言
・新旧技すべて披露はいいね
・部分展開プロテクションにミントの可能性を見た!
・バトルがどれもこれもみんな動きまくりでかっこいい
・エピローグ的なもので余韻を残してほしかったかな(ピンキーとか)
・次の映画制作決定というのは歴代プリキュアが集合するのかな?


 こんなところでしょうか。
 ちょっと尺が短かった気がしますがバトル分は多くておなかいっぱいです。
 周りが子ども連れのママさんばかりで緊張もしましたが見に行って本当によかったです。
 こういう映画を見に行くときとかは意気投合できる友だちや恋人といっしょに行くともっと楽しいかもしれませんね。
 柄にもなくそう思ってしまうほど、おもしろかったです。



 先日、電車の急ブレーキで人差し指にちからが入らなくなっていましたがほとんど元に戻りました。
 一時はどうなるかと思ったけど治ってよかったよかった。
 ただ足首の傷痕のほうは一生治らないようです。
 しかたない、かな。




 まったく関係ないけど自転車で駅に向かっていたら小学生くらいの女の子ふたりが歩きながらムーミンのにょろにょろみたいに体をくねくねさせていました。
 最後に手を頭のうえにもっていき、「ユッフォウ♪」。
 いやいやピンクレディは古すぎるでしょう!
 そんなことがありました。



 なんだか最近、友人にお菓子や本をもらってばかりで悪い気のしているインフェリーです。
 とくに返せるものもないのでお礼だけでも。
 いろいろありがとー!




 今日の電車では女性の車掌さんが車内アナウンスを担当されていました。
 女性の車掌さん自体がめずらしいと思いますが、そのうえ車掌さんの声がとてもかわいらしくて素敵でした。
 やわらかくて抱擁感がある優しい声音はいいものですね。
 聴いていてこころが安らぎます。
 雨はじめじめしていたけど、心地のよい通学時間でした。



 最寄り駅前にケンタッキーがあって、そのお店の前にカーネルサンダースの像が置かれているのですが、ここのところはサンタのコスプレをしています。
 ところが今朝、なぜかそのカーネルのサンタ服、ズボンだけが足首まで降ろされているではありませんか!
 もう見た瞬間、爆笑しそうになりました。
 いったい誰がカーネル翁のズボンを降ろしたのだ、と。
 なぜこの寒空のなか、カーネルにそんな恥ずかしい格好をさせようと思い立ったのだ、と。
 朝っぱらから不思議なこともあるものですね。




 話は変わって。
 先週オススメのアニメをたずねてきた友人と会いました。
 彼はとてつもないレベルアップを遂げていました。
 ダイジェストにするとこんな感じ。

僕「アニメ見てる?(次はなにを勧めようかな)」
友人「うん、ちょこちょこっと見てる」
僕「ほうほう、どんなの?(ジブリあたりが無難かな)」
友人「CLANNADってやつ」
僕「飛び級ですかっ!」

 深夜アニメを勧めることさえためらっていたのは杞憂でした。
 彼なら、彼ならこっちの世界に引きずりこめるかもしれない!(やめなさい)
 しかし彼いわく、「まだ慣れていないだけかもしれないけど、毎週一話ずつ見るのが面倒」らしいです。
 まあ慣れれば毎週その放映日が待ち遠しくて、いい具合に生活にメリハリがつくと思います。
 ただいきなりCLANNADを見ているとは驚きでした。


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