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 ハムナプトラ 失われた砂漠の都

 意外に面白かったー!
 けっこう知名度があって普通に大作系の映画なのかなぁと思っていたらぜんぜん違いました。
 この映画の根底にはB級映画魂がこんこんと流れておりました。

 要所要所でコミカルな演技が入って飽きないですし、ストーリーもものすごく単純明快で分かりやすかったです。
 そのため頭を使わず楽しめました。面白かったです。

 それと部族の長っぽい男性(オデッド・フェールという俳優さんらしい)がミンストレルソングのキャプテンホークに似すぎていて一人ではしゃいでしまいました。
 大塚明夫さんも似合っていますがあの風体で石塚運昇さんだったらホーク以外の何者でもなかったような……。



 白いカラス

 こちらは深い話でした。
 黒人差別撤廃に尽力してきた大学教授の恋と人生を描いていく映画で、物語が進んでいくうちに彼の生きてきた人生の寂しさとやるせなさが味わえます。
 「招かれざる客」ほどはっきりと分かりやすい描き方ではないのですが、そのためにじんわりと染み入ってくる切なさは心に訴えるものがありますね。
 派手ではないけど確かなテーマ性のあるいい映画でした。
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 そこで終わるのかー。
 悪魔崇拝の儀式を目撃してしまった二組の夫婦が追い込まれていく話。

 さすがに35年も前の映画だと激しいカーチェイスや危険なシーンの迫力は見劣りするものがあります。
 尺が短いのもあってこぢんまりとまとまっているのが逆にもったいないなと思いました。
 ストーリーが破綻してもいいからはっちゃけて恐ろしさを追求していってほしかったかなぁ。



 うわー、最後そうやって落とすのかー!
 もういままでの8人の話を吹っ飛ばして最後の1人で涙が出そうになりました。

 9人の女性たちをめぐる愛と幸せについてのオムニバス形式の物語。
 最初の3人までは淡々としていてそれほど面白くは感じなかったのですが、それぞれの話に関連性が見えてくるともう面白いのなんの。
 そしてあのオチで終わったときに感動が押し寄せてきました。
 あれはずるいです。感動しないわけにはいかないです。

 それぞれの女性がいろんな性格や哲学を持っており、また愛にふりまわされたり幸せの形に戸惑ったり、とても興味深い話ばかりでした。
 こういう淡々としながら徐々に関連性が見えてくる作品も面白いものですね。



 これはひどいなぁ。
 リゾートで連続殺人事件が起こるサスペンスホラー……と見せかけたギャグ映画。

 途中まではそこそこシリアスな雰囲気で、得体の知れない殺人犯に殺されていく恐怖がありました。
 しかし後半はもうギャグとしか言えないような演出のオンパレードに思わず苦笑。
 最後のワンシーンなんてホラーものの終わり方を踏襲したのかもしれないけどギャグ以外の何者でもないです。

 まじめに見てはいけない映画ですね。
 たびたび描かれるエロシーンはけっこう良かったかも。



 ウルフガイ-狼の紋章- 7 (原作:平井和正、脚本:田畑由秋、作監:余湖裕輝、作画:泉谷あゆみ/YC COMICS)


 千葉ー!

 なんか羽黒がやたらかっこいい七巻です。
 この感じだと羽黒は人狼の血なしに犬神明と戦うことになるのかな。
 人狼という幻想が存在することからただの人間にも超常の力を得られるという展開になりそうな予感がします。
 これはおもしろくなりそうです。


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