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【ドーターのスラム街】
 さらに2度チャレンジしてなんとか勝利。

 戦い方はミスリルナイフを装備し、ディリータとアルガスが山に登るのでそちらは放置、囮にしてラムザはひたすらSpeedアップ。ナイフ系はスピードに比例して攻撃力も上がるのでそれで敵を撃沈。

 まあいつも通りの勝ち方なわけですが、どうもエールを使いまくるのはデフォっぽい気がしてきました。とりあえずオートポーションを覚えるまでは必須みたい。
 それでも無闇にLvを上げないで済んだので良かったことにします。
 次は砂ネズミの穴ぐらですね。そろそろミルウーダが登場です。
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 ゼロの使い魔外伝 タバサの冒険 (ヤマグチノボル/MF文庫J)


 今までのシルフィードのイメージが瓦解しました。
 これはこれで悪くはありませんが。悪くはありませんが、ねぇ……。

 ゼロの使い魔の外伝は無口少女タバサが主役の短編集。
 内容はタバサが(北花壇騎士)としての任務をこなす短編。

「タバサと翼竜人」
 種族の違いで対立うんぬん、というステレオタイプな問題解決話。
 うーん、普通な感じで特に面白くもないような気がします。解決法もやや安直。

「タバサと吸血鬼」
 こういう終わり方はすごく好きです。
 何と言うのかな、気持ち的には違うんだけど合理的に考えてどうしようもないから決断を下すというような話に弱いですね、僕は。
 強い意志で信念を貫けない、どうしようもできない現実を傍観するしかないといった悲哀とかが好きみたいです。
 この話もまだ友人の温もりを知らない頃のタバサの押し殺した感情が見えそうで切ないです。いい話だなぁ。

「タバサと暗殺者」
 あはは、王女むかつくー。
 でも最後は清々する締め方で爽快解決。
 普通に面白かったです。

「タバサと魔法人形」
 この子供すごい腹立つなぁ。0.6アルガスくらいムカつく(新単位発明)。
 この話のあとはちゃんと真人間になれたのかな?
 こういうタイプのキャラは『銃姫』のあの坊ちゃんもそうですが、まともな方向に更正すると前科が前科なだけにやたら格好よく見えるんですよね。
 今回もタバサの我慢強さに敬礼。

 全体を通して見るとタバサの人格像はあまり変わらないですね。やはりタバサは本編通りのキャラなのでその実力がより顕著に示されただけのような感じです。
 あー、あとイザベラのようなキャラはきっとろくな死に方をしなそう(苦笑)。
 というか義のない悪はあまり格好よくないのがどうも。嫌いではないのですが。むしろ好きですが(爆)。

 本編、というよりタバサを主役にした完全な番外編なので読まなくても本筋に差し支えはなさそうです。
 伏線を敷いたりして本編に絡めて欲しかったですね。


 11/15(水)読了
 評価:★★★☆☆+





 狼と香辛料3 (支倉凍砂/電撃文庫)


>「俺が、いるだろ」

 ロレンスー!
 あー、面白かった。地味ながらも生き生きとしたエポックファンタジー第3巻。
 今回も今回とてロレンスが騒動に巻き込まれます。
 責任の半分くらいは身から出た錆なのですがわりと不憫な立ち位置だった気がします。少なくともそれほどまで悪いことをしたわけではないのに。同情します。
 ホロはホロで今回もその可愛さが健在。狡猾で、裏の裏をかく会話でロレンスを翻弄する姿も可愛いです。
 ですがホロがあんな状態になって普段の関係がボロボロと崩れていく瞬間は鳥肌が立ちますね。ドキドキハラハラ。

 物語的にはそれほど大した事件が起こるわけではないものの、商人にとっては大事な「儲け」に関する出来事が起こります。
 その出来事を(必要に迫られ)ずる賢く利用しようと目論むロレンスの描写がいいですね。切羽詰った様相がよく分かります。
 そして何と言っても見所は商品の売り買いをするクライマックスのシーン。これが実に上手く盛り上げています。
 周囲の喧騒に包まれて冷静さが磨耗するなか、今か今かと「売り」の機会を窺う慎重さと、裏返しの焦りが直に伝わってきます。ここが本当に面白かった。

 しっかりと盛り上げどころを盛り上げて、固めるところをちゃんと固めてあったと思います。
 3冊も出してなおも衰えない描写と構成を今後も期待しています。


 11/15(水)読了
 評価:★★★★★-



 エールの強さを知りました。

【マンダリア平原】
 アルガスを本当は見捨てたいところ、Braveアップに釣られて救出することに。

 敵が大して強くないのでラムザ、ディリータが各々でポーション回復しながらアルガスを救助。
 特に何もない戦いでした。


・ランダムバトル×1

 スウィージの森に向かう途中でランダムバトル発生。
 初めてのラムザ一人での戦闘に必死でエールを使いました。
 結果は圧勝。エール強いですね……。
 

【スウィージの森】
 ランダムバトルでエールを使い込んだのでラムザ一人だけLv9、周りはLv3という差が。
 でもこちらは数が少ないのでまあいいや、と開き直り、とりあえず戦闘。

 敵の数が倍なのにも関わらずディリータとアルガスは向こう見ず。敵陣に特攻、しかしなぜか回復はしようとしないのです。
 当然ながら二人は討ち死に。
 呆れながらもゲストだからクリスタル化を心配することなく、必死にSpeedを上げて孤軍奮闘。
 結果からいえば勝ったわけですが、なんだか単調すぎる気もします。こんなものなのかしら?

 ラムザのJpがそこそこ溜まり、使えそうなアビリティは覚えたのでオートポーション目当てでアイテム士にジョブチェンジ。
 さてさて、次はどんな戦闘になることやら。


【ドーターのスラム街】
 ウィーグラフ初登場のドータースラム街。
 敵の布陣を見てちょっとヤバいんじゃないか、と唾を飲んで戦闘開始です。

 敵はナイト×1、黒魔×2、弓使い×3。
 ディリータとアルガスは高山に向かうのでラムザもエールかけながら登山。
 天辺の弓使いを倒して下を見やれば集まった黒魔や弓使いが遠距離攻撃を仕掛けてきて即効で全滅。
 これはムズい……。
 というかアイテム士はHPが低く攻撃も弱いっぽいですね。元に戻ることに。
 弓使いはチクチク痛いし、ナイトは機動力こそ低いものの一撃が痛い。何よりも黒魔は遠距離で威力が高いので早めに倒さないといけないようです。

 とりあえずラムザを見習い戦士に戻して二回目にトライ。
 ……
 …………
 ……………………
 無理orz
 何が厳しいかといえば遠距離から強力なダメージを与えてくるので対処が間に合わないところですね。こちらが攻撃に移る前に回復しなければいけないので後手に回ってしまう、そんな感じです。
 これはどうすれば勝てるのでしょう……。無闇なLv・Jp稼ぎはしたくないのでもう少し粘ってみるつもりですが、なかなか難しそう。
 今日はこの辺で。次こそ勝つ!



 天国に涙はいらない11 メイドの途の一里塚 (佐藤ケイ/電撃文庫)


>「巫女装束を着ていない巫女少女のどこが普通だと言うのだ、お前は! 明らかに異常事態ではないか!」

 おバカだなぁ(笑)。
 久しぶりの天涙11巻。今回はメイドの回。

 うーん、面白いといえば面白いのですが、あまり動きがなくて退屈な感じがしました。
 お蘭にまつわる屋敷の話などはそれなりに楽しめたのですが、物語の展開がそれに終始するので「誰々が何々をして、こうなった!」みたいな動きが少なかったと思います。舞台はお屋敷で登場人物はメイドとその周辺の人のみ。ちょっとマンネリな印象もあったような。
 それでもクライマックスではお蘭の結末にちゃんとケリがつきましたし、いつも通りの和やかなお話だったので悪くはなかったのかな。

 次回(が出るかどうか不明ですが)はどんな属性で来るのでしょうか。そこはかとなく期待しつつ、それまでは三十三間堂を読んで待つことにします。


 11/13(月)読了
 評価:★★★☆☆



 かしまし4  ~ガール・ミーツ・ガール~ (原作:あかほりさとる キャラ原案:犬上すくね 作画:桂遊生丸/DENGEKI COMICS)


 あとはひたすら消耗戦。
 後ろ向きというか、むしろ前を見ながら後ろ歩きするような感じが切ないです。
 やす菜はかなり変わりましたがとまりははずむのリミットに耐えられない様子。感情を抑えられないのもとまりらしくて切なさ倍増。
 コメディから一転、シリアスな展開になってきましたがハッピーエンドに終わることを祈ります。
 まあ、原作があかほりさんなので心配はいらないかな?(苦笑)





 ストロベリー・パニック!2 (原作:公野櫻子 作画:たくみなむち/DENGEKI COMICS)


 天音と光莉カップルはもっとラブラブして欲しいです。
 内容は小説版と大差ないので絵でストーリーを再確認するような印象。
 もう少しオリジナルの要素を盛り込んでも良さそうな気も。

 あと、よく考えたら玉青もシニヨンですね。最近シニヨンがマイブームになりかけてます。
 可愛いなぁ。





 NHKにようこそ!6 (原作:滝本竜彦 作画:大岩ケンヂ/Kadokawa Comics A)


 これは面白いですね。ちゃんと最後まで書き続ければとんでもないものができそうです。
 本編の6巻はまあいつも通りの迷走っぷりで特に言うことはないのですが、今回は初回特典のビジュアルノベルが面白いです。
 劇中で佐藤と山崎が作っていたエロゲーをあのサーカスが製作協力!
 これがそれなりに形になっているのにまず驚き。
 そして中身も滝本さんのテキストに大岩さんの立ち絵でまともにビジュアルノベルの体裁になっていて再び驚き。
 まさかここまでちゃんとしたものになるとは正直、思っていませんでした(失礼!)。
 で、最後のほうは「ああ、これは佐藤が作ったんだなぁ」という文章で納得。うん、ちゃんとNHKを意識しているのが面白い。

 まとめると佐藤が作ったという設定から外れてちゃんとしたゲームにすればしっかりと楽しめる作品に仕上がるだろうなぁ、と。そんな感じの作りかけ作品でした。
 あとエリスが可愛いです。WA2のマリアベルを思い出します。懐かしい……。


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