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 巻き込んでおいてその言い方はないんじゃないかなぁ。
 ひょんなことから国家の勢力に追われることになった弁護士の話。

 面白かったです。
 主人公の行動からどんどん包囲網を狭められていくのは緊張しますね。
 ジーン・ハックマンの老年のプロっぽい雰囲気もとても素敵。
 最後の機転はうまいなと思いました。

 ひさしぶりに映画を観たせいかもしれませんがかなり面白かったです。
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「Mr.&Mrs.スミス」

 幕引きが弱い気がします。「え、終わり?」みたいな。
 掛け合いが楽しくてアクションも良かったのでそこだけ変な印象が残ってしまってもったいない気分です。



「同じ月を見ている」

 こういうドロッとした要素のある恋愛ものは苦手なのですがなかなか面白かったです。
 以前、読んだ「いちご同盟」という小説に設定が似ていてちょっと驚きました。

 深い意味はないのですが、なぜか邦画ってじめっとしてるか変な方向に突っ走った作品が多いようなイメージがあります。
 爆発シーン満載の勧善懲悪が良いとかではなくて、なんとなくそういう傾向があるような気がするというだけです。
 単純に見慣れている日本人が演じているからそういう意識が働くのかなぁ。
 それともあまりに身近な設定と舞台だから味付けが難しいのでしょうか。



「プロジェクトBB」

 「プロジェクトA」とはあまり関係ないのかな。
 けっこうパロディ満載の子育てカンフー映画。
 大の男二人が赤ちゃんにいれこみすぎちゃうのがコメディとして楽しかったです。
 それに黒幕の設定がなんだか斬新ですね。悪すぎない悪というか。



 面白かったー!
 淡い恋と大家族のあたたかさが心に染みる、いい映画でした。

 この家族がおばあちゃんを柱に気持ちが繋がりあっているのがいいですね。
 僕は親戚はいるにはいるけど、地理的に遠すぎて交流がほとんどないのでこういうのには憧れてしまいます。
 またみんなで力を合わせて困難を乗り切ろうとするのもいいです。
 家族ってやっぱりこういうものですよね。



 うーん、グダグダだなぁ。
 内容がなさすぎて観るのがつらいです。退屈です。
 なんであんなに薄いのでしょう。
 長くしようと思えばいくらでも工夫できたでしょうに。


 そういえば「スタンド・バイ・ミー」のリバー・フェニックスが出ていたみたいですね。あとから調べてみたら若くして亡くなったそうで、悲しいですね……。



 Gyaoで無料配信中だったので視聴しました。
 ラノベの「フルメタル・パニック!」のタイトルの元でもある戦争映画というか反戦映画。

 あの有名なハートマン軍曹の罵詈雑言のオンパレードがすさまじいですね。
 これだけみそくそに言われたら自尊心は粉々になります。最底辺に落としておいてから兵士の自覚を刷り込ませていくのだとか、以前なにかで見たことがあります。

 軽快な前半とは打って変わって重苦しく描かれるベトナム戦争の後半は最後の行進のシーンでとくに強調されていますが戦争の非人道さを訴えているのかもしれませんね。
 前半のしごきがあまりにも有名で一人歩きしているような気がしますが、本作が描こうとしているものは全編通して非人間的な行いとそれに躊躇なく従える兵隊の異常さなのでしょうね。
 敵の狙撃兵のことも考えると戦争とはどこまでも人を歪めてしまうものなのでしょう。

 軍曹の名シーンもいいけれど、作品全体として戦争とそこに関わる人々の異質さに問題意識を喚起させられるいい映画でした。


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