ラノベやアニメ、映画、TCGなど。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ラスト・ビジョン (海羽超史郎/電撃文庫) このセリフが心に響きました。 >「あのコを止めて。儚い夢――ビジョン――が走馬灯――ラストビジョン――になる前に」 面白かった! 声を大にしてそう叫びたい。 荒いといえば荒い部分はあります。独特な文章はそのままでストーリーや設定が複雑で分かりにくいです。でもそんな些細な欠点を補って余りあるほどに楽しめました。 前作よりも文章は上手くなったと思いますし、キャラクターの描写もクセはありつつも非常に生き生きとしていました。話のテーマも興味深く、またそれが強く話に関わってきます。そのど真ん中で悩み、奮闘する主人公が最後まで諦めない姿もかっこいい! 僕が(タイムループ)ネタに不慣れなせいで過剰に楽しめた可能性もあります。それでも、タイトルの「ラスト・ビジョン」という言葉がちゃんと意味を持って使われた「あのシーン」に至ったとき、じーんときましたね(苦笑)。楽しかったです。 間違いなく心に残る一冊でした。この本に出会えて良かったです。 あわよくば、海羽さんの次の本を読みたいのですが、二冊目のこの本を最後に消息が……(悲)。非常に残念です。 6/27(火)読了 評価:★★★★★ PR |
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