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 螺子とランタン (桂明日香/Kadokawa Comics A)


 この、ロリコンめっ!(笑)

 ツボに入りまくりな、お嬢様と家庭教師のほんわかラブコメ。
 10歳で侯爵家の当主となってしまった少女ココ。天真爛漫な彼女に教養と品格を身につけさせるために雇われた青年ニデル。ニデルはスラム育ちで成り上がろうとする野心家で貴族を毛嫌いするも、出世のためと甘んじてココの家庭教師になる。
 まあ後は分かりやすい展開ではあるのですが、素直ストレートなココに心をほぐされていく流れは見ていて気持ち良いですね。
 それに爺やアーサーなどの脇役もキャラが立っていて、ちゃんと役割を果たしているのでよくできています(アーサーは最後に見直しました。いい奴です)。
 そもそも周りを振り回す元気お嬢様と執事、みたいな組み合わせは大好きなのでとっても満足できました。雰囲気もいいし、甘々な二人を見ているだけで心安らぎます。
 できれば続きも読みたいのですが一巻で終了なのが激しく残念。またこういう良作に出会いたいものです。





 Knights (ムラオミノル/DENGEKI COMICS)


 なんとなく読んでみたファンタジーもの。
 あらすじは魔女狩り全盛の西欧っぽい世界で神に仇なす少年が無実の罪で火刑に処される人々を助けるといった内容。
 ストーリーは至って普通。というより王道すぎて新鮮さは皆無でした。つまらなくはないけどどこかで見た印象は拭えないのですよね。『Aventura』もコテコテのファンタジーでしたが正に同類。
 それでも主人公が黒肌でドレッドヘアだったり、聖女が敵だったりで斬新さもあるのかな。
 あ、あと帯にある村田蓮爾さんの推薦文「悶える少女がエロいです」はあまり期待しないほうがいいです。ただ拷問を受けているだけなのでエロくはないと思います。でも媚薬使いとかいるからやっぱりエロいかな? 少年誌レベルのエロさということで。
 主人公と聖女の動向も気になりますし、王道ファンタジーは嫌いじゃないので続きを早く読みたいですね。
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 とある魔術の禁書目録4 (鎌池和馬/電撃文庫)


 神裂ねーちん大好きだ!

 あっつい魔術と超能力バトル第四巻。
 今回のテーマは〝不幸〟ですね。誰もが恐れ、忌み嫌う不幸。因果を超えて降りかかる悲劇です。
 不幸にも巻き起こる巨大魔術を前に当麻と神裂ねーちん、土御門が奮闘します。
 今まで通りの導入から謎の解明と戦闘、火花を散らして守り抜く大切なもの。格好よかったです。
 作中では「御使堕し(エンゼルフォール)」をはじめ、食指を動かされる用語の数々。天使に魔術、十字清教などなどオカルト関連の事柄もふんだんに盛り込まれています。
 展開そのものはちょっと都合がよいのですが勢いと熱さで充分カバーできます。魔術設定や背後関係もとても精緻で設定好きなだけで楽しめるかも。
 落着のさせ方も「そんなのありか」という気もしますが基本的に面白いので許せてしまいます。

 それと前回までもそうでしたが、この作品に登場するキャラクターはそれぞれが各々の矜持を持っているのが魅力的ですね。
 他人に譲れないものを守るために己の信念を貫き通す姿は痺れます。格好いいです。

 そろそろ単発事件だけでなく物語の核心に近づくインデックス関連の話をしてもらいたいのですが、どうなるでしょう。
 面白ければ文句はないです(苦笑)。
 次巻にも期待です。


 8/29(火)読了
 評価:★★★★☆+



 今日は一日中小説の執筆……。読書してないなぁ、最近(汗)。





 学園アリス 第三話


 ピアス少年がうざったい……。
 話は悪くないのですが周りのキャラが鬱陶しいですね(汗)。こういういじめに耐えて後で見返すタイプの作品は肌に合わないのかな。
 蛍のツンデレっぷりはいい感じ。





 おとぎ銃士 赤ずきん 白雪姫 第九話


 白雪が可愛いですねぇ。
 そして内容もよくできていると思います。
 戦闘シーンは置いといて、「メニューの端から端まで」なんてネタをうまく使っていたのは良かったです。
 サンドリヨンさまが悪女っぽいのもグッド。





 COYOTE ragtime show 第八話


 面白いけど準備の回。グレイスランドに光子爆弾投下まで、あと48時間――。





 ふたりはプリキュア Splash☆Star 第二十九話


 びみょー。ミズシタターレのバイキンマン並みの「気づかれなさ」は目を見張りますが、内容は普通すぎていまいち。
 満と薫の復活はまだでしょうか(復活しないというオチは勘弁)。





 ゼロの使い魔 第九話


 
 面白いですねぇ。デレデレのルイズが動いて喋ると可愛いなぁ。
 それとギーシュもいいキャラです。

 なにげに終盤に入ってますがどうやらアルビオンに突入して終わりみたいですね。泣かせてくれるかな? 笑わせてくれるかな?



 げんしけん8 (木尾士目/アフタヌーンKC)


 笹原と荻上の話しかないのですが、うーん、微妙。いちおうは予想通りに進んではいます。でももう少しはっきりしてくれても良さそうだと思うのは僕だけでしょうか。
 次が最終巻らしいです。なんだか普通に終わりそうだなぁ。





 NHKにようこそ!5 (原作:滝本竜彦 作画:大岩ケンヂ/Kadokawa Comics A)


>「俺の人生はオナニーなんだよぉ!」

 アホすぎる(笑)。たぶん今年の流行語大賞になります。
 買うかどうか迷ったひきこもりマンガ第五巻。
 相も変わらずダメ人間の街道まっしぐらな主人公。笑えないこともないけれど、こういうネガティブなギャグものは微妙に肌に合わない気がします。でも結末は気になるんですよね。
 次巻はどうしようかしら……。



 たまに無性にゲームをしたくなるときがあります。その衝動がやってきたので、この金・土は下の記事にある二作品を延々とプレイしていました。
 で、そこから確認できたことが一つ。

 このままゲームをしつづけたら、きっと僕は認知症になる。

 別に認知症やゲームをどうこう言いたいのではなく、あくまで僕の場合、それが過度にすぎると何らかの異状を来たすであろうと思ったわけです。
 どうにも、何時間もぶっ通しでゲームをしていると、ふと思うときがあるのです。

 (ああ、頭から何か、抜けてはいけない何か大切なものが、いま消えていっている気がする)

 完全に機能停止してますからね、脳みそは。下手すると口も半開きの死人状態です。目の焦点も定まりません。
 結局なにが言いたいかといいますと、プレイヤーは自分にとって適切なプレイ時間を守って遊ぼうということです(当たり前すぎますが)。
 大人が時間を守って遊ぼうね、と言っていたことはかなり正しいことだったのですね。禁を犯したときにわかるものですよね、戒律の意味とかって。これからは、というよりゲームをするのはたまに(それも不連続的に)熱中しすぎないようにやろうと思います。


 まるで小学生の日記だ……(滝汗)。


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