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ラノベやアニメ、映画、TCGなど。
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 「おとぎ銃士 赤ずきん」第一話

 ゆかりんはどんな役でもゆかりんだなぁ(笑)。いや、久しぶりのゆかりんに満足です。
 童話を元にしたキャラの絵が丸っこくて可愛いです。ストーリーは子供向けになりすぎないよう願うばかりですね。とりあえず白雪姫を拝みたいです(笑)。
 あ、そういえば敵役にシンデレラとヘンゼルがいましたね。どんな世界なのだろう……。





 「無敵看板娘」第一話

 う~ん、このノリは合わないなぁ。
 くすくす笑える箇所もあるのですが基本的に勢いとギャグセンスに乗れず置いてきぼり。
 型にはめたようなお嬢様キャラの幼少時が可愛かったけれど、まあ続きはいいかな。





 「貧乏姉妹物語」第二話

 何の気の迷いか、生で視てしまいました。
 動くあすは可愛いなぁ。いや、金田さんの声とは別に、たらいに収まったスク水のあすが(以下自主規制)。
 それでも貧乏姉妹は貧乏姉妹で、友人の言うとおり「道徳の授業で見そうな話」。普通に切りで。





 「ふたりはプリキュア Splash☆Star」第二十一話

 燃えて、萌えて……燃えた!
 いや、これは面白かった! いろいろ突っ込みどころもあるのですが、満と薫が人としての心と悪の心との板ばさみにあって悩む様子が丁寧に描かれている清く正しい子供向けアニメです。
 ただし戦闘シーンはけっこう派手で大人向けかも。パンチとキックで肉弾戦しかける少女向けアニメも珍しいですよね(苦笑)。
 「少女向け」とか関係なく楽しめているので続きにも期待です。





 「ゼロの使い魔」第一話

 あれ、なんか「ストZERO」のかりんお嬢様がいるぞ(笑)。モンモランシーって、あんなビジュアルだったのですね。
 で、中身のほうは特に何事もなく平凡な感じ。細かいアレンジはありますがオリジナル要素は入ってくるのかしら? しばらく様子見で。





 「涼宮ハルヒの憂鬱」最終話

 あー、終わってしまったなぁ。最後の最後までハイクオリティで楽しませてくれました。ここまで忠実に原作を再現し、かつアニメでしかできないことをやったと思えるラノベアニメ化作品は今までも、そしてこれからも現れないのではないでしょうかね。ここまで完成度が高く面白いアニメはそうそう生まれえないと思います。
 ああ、でも、こんなに素晴らしいアニメで後押しされてしまって、原作が完全に完結するときは泣くのだろうな、僕は。たぶん、いや間違いなく泣くと思う。それだけ入れ込んでますからねぇ……。
 何はともあれ、素敵なアニメをありがとう&お疲れ様でした。

 時系列表は こちら





 「つよきす」第一話

 音楽が「I've」になっていましたが、これは何気にすごいことなのかな? よく分からないのですが。
 で、オールヒロイン=ツンデレという異色作。うむぅ、勢いが激しくて疲れるなぁ。ツンデレは嫌いではありませんが、みんながみんな強気だと息を吐けないのが難点。
 いちおうメインヒロインが過去の思い出で主人公とラブコメしそうなので継続しますが、やっぱりツンデレは他の属性キャラと比較されてこそ魅力になるのだろうな、と思いました。みんなツンデレだと画一的で特性にならない感じ……。
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 銃姫⑤ (高殿円/MF文庫J)


 銃姫第五巻。番外編の短編集になっても高殿さんは高殿さんでした。面白いです。
 「絢爛豪華武闘祭」はコメディタッチの話。軍人たちの休暇の話で、いろんな人が出てきます。個人的にシエラが可愛いです(笑)。こういうギャップはいいものです。あとギースが可愛らしくて笑えました。意外な顔というか本当はいい奴なのかも。始終コミカルで楽しめました。
 「星の数は数えられない」はティモシーの話。ボスローから戻った彼の掌編で普通な感じでした。とりあえずイラストのあのティモシーは別人です(笑)。
 「ホーム スイート ホーム」は見事な中篇。バッツという名前でFF5を思い出したのは僕だけではないはず(古っ!)。これだけは過去編なのですがセドリックたちは脇役と考えたほうが良いのかな? バッツとビニーというカップルの愛についての話です。
 これが本編同様にえぐるような心理描写をしているので読んでいて心に響いてきました。「自分で選んだわけじゃない」とか言葉の一つ一つが等身大で痛々しい……。こういう恋愛も現実にあるでしょうし、彼らはたぶん間違っていなかったのでしょう。ただそういう結果になっただけ。ああ、痛々しいです。
 そういえばシリアス描写とコメディ描写が混在していてなんだかバランスが変な感じでした。番外編だから別にいいのですが。楽しめましたし。
 番外編としてはかなり楽しめたほうだと思います。まあ本編の雲行きも気になるわけですが。ああ、早めに読みたい……。


 7/6(木)読了
 評価:★★★★☆+





 マリア様がみてる 仮面のアクトレス (今野緒雪/コバルト文庫)


 普通に面白かったです。
 「黄薔薇、真剣勝負」はどうでもいい話かと思いきや、最後の令ちゃんの言葉でその重要性に気が付きました。たしかにこの話は大事ですね、黄薔薇姉妹にとっては。令ちゃんの大人な立ち居振る舞いが格好よかったです。
 「仮面のアクトレス」は三学期に行われる生徒会の役員選挙の話。ここにきて祐巳にスポットがあたります。話の焦点はやっぱりそこなのですね。
 で、祐巳がポイントなのですが描写がなかなかに上手いと思いました。祥子さまにからむのも感情の発露としてこの上なく的確なアクションですし、祐巳の心を揺さぶる不安材料も必要にして充分です。これからは祐巳が「自分」と向き合い、「自分」という存在を確立していくのでしょうか。今後の成長が気になります。
 「素顔のひととき」はおまけのような話です。三年生になって後のない祥子さまと令ちゃんの素顔のひととき。いい締めくくりです。
 全体としてのストーリーはわずかながらに進み、今後の展開もひと雨降りそうな気配。祐巳の成長と瞳子のツンデレっぷり行く末に期待です(笑)。

 追記:そういえば今回は由乃のセリフが良かったです。

>「正義とか正義じゃないとか、そんなこと言っているんじゃないわよ。私は、ただ大好きな仲間たちと離れたくないだけなの。ええ、言いたいことはわかるわよ。確かに私は自己中心的でしょうよ。それで結構。でもね、感情的に口走った言葉の中にだって、大切なことはたくさん入っているんじゃないの? みんなが志摩子さんみたいに、他人のことを思いやって発言ばかりしていられないっていうの」

 いつも通り感情的ですが、こういう場面では妙に説得力がありますね。見直しました(苦笑)。


 7/6(木)読了
 評価:★★★★☆



 こちら でやっていらっしゃる企画に勝手に参加させてもらいます。
 企画の趣旨は2006年の上半期で面白かったライトノベルを五つ挙げようというものです。
 僕はこの五つです。
 
 【06上期ラノベ投票/4840232687】
 【06上期ラノベ投票/4840233020】
 【06上期ラノベ投票/4840233128】
 【06上期ラノベ投票/4797335912】
 【06上期ラノベ投票/4086007045】

 上から
「かしまし」 感想は こちら
「狼と香辛料」 感想は こちら
「麒麟は一途に恋をする5」 感想は こちら
「お隣の魔法使い 始まりはひとつの呪文」 感想は こちら
「マリア様がみてる 未来の白地図」 感想は こちら

 たいして新刊を読んでいないので選択肢が少ない……(汗)。
 「かしまし」はマンガと違って静謐な雰囲気を楽しめる良作でした。
 「狼と香辛料」は斬新な経済ネタとホロの魅力の合わせ技で一本(笑)。
 「麒麟~5」は安心して楽しめるので次巻も楽しみです。
 「お隣の魔法使い」はほんわかした雰囲気で和みました。
 「マリみて~白地図」は今後に変化をもたらす起爆剤のような印象の巻でした。
 もっと選択の幅が広がるようにたくさん読みたいです(苦笑)。



 ~プリンス・メイド~ メイド王子 (黒石翁/Jam Plus Novels)


 「ガル★レボ」の特徴をそのまま移植したような感じ……。
 三夜連続特攻シリーズ、最終夜。
 ストーリーの展開はものすごく普通で可もなく不可もなく、しかし盛り上げるべき箇所で盛り上げないので平板きわまりないのがもったいないです。「ガル★レボ」同様、話の展開そのものは悪くないのにまったく「見せない」ので起伏もなく終了。
 少年がお嬢様にメイドとしての力量を見せ付けるなら「大掃除」のシーンや「お茶会」のシーンを飛ばすのはナシでしょう(汗)。結果だけで話が進んでも何も面白くありません。
 それとキャラですが主人公の少年が年相応にエロくてちょっと違和感を感じました。こういうラブコメなら「護くん」くらい純のほうがいいと思うのですが。それにヒロインのお嬢様ももっと性格を印象づける行動してくれないとインパクトが薄くてなんとも……。しかも心の弱さを見せ、それを克服するのならもっと書き込まないと伝わってこないです。後付けっぽく書かれても意味がありません。
 文章もちょっと拙いですし、変な小ネタを入れて逆にバランスを崩していました。設定はわりと好みだったので少し残念です。

 追記:あ、それと(序盤で登場したクラスメイトにフラグが立っているにも関わらず、完全スルー)だったのは泣けました。

 追記2:てかJam Novelsはページ数+完成度が値段に見合っていません。質・量ともに増やしてください(切実)。


 7/5(水)読了
 評価:★★☆☆☆



 「DEATH NOTE12」

 「マンガは積ん読じゃなかったのかよっ!」という突っ込みは拒否で(汗)。だって昨日は隣の席のお姉さんが、今日はカップルが近くで読んでいて改めてその知名度を確認。と、同時に自分が読む前にネタバレな会話を耳にしそうで怖かったので「デスノート」だけは読みました(←言い訳)。
 で、最終巻なわけですね。まあ面白かったわけですが、予想通りだったのでそこまで驚かず。順当というか妥当な終わり方だったと思います。
 ただ終わり方について一つ言いたいのですが、あれはあれで一種のハッピーエンドでもあったと思います。もちろん月が望む最良の形ではないかもしれませんが最後の数ページが表しているのは、
〝キラが神になった〟
という事実なんですよね。ですから見方によってはキラの願いは叶ったと言うことも出来ると思います。
 そんなことはいいとして、シリーズ通して先の読めないサスペンス、面白かったです。こういう面白い作品をまた読んでみたいですね。


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