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 なんか語感が好きです。
 元ネタは何かと言いますと「採らぬタヌキの皮算用」ですね。ぱっと聞いた感じですと「虎」と「狸」が想像できて可愛いと思いませんか?(笑)
 まあ「とらドラ!」とか「たぬきつ!」なんてタイトルのラノベもありますし、いずれ「とらたぬ!」というラノベが出てくるかもしれません(苦笑)。
 以上、戯言でしたー。
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 灼眼のシャナⅩⅠ (高橋弥七郎/電撃文庫)


 前座の回、と。いわゆる仕込みの巻でした。
 文化祭にかけての数日間で嵐の前触れがひっそりと近付いてきます。そんなことは露とも知らず、悠二らは文化祭の準備に追われます。しかし主人公サイドにもある変化が生じるのですね。またひとつ悠二に関する謎が増え、それによって今後の悠二の身の振り方が大きく左右されそうです。
 僕としては主人公なのですからもう少し戦いに関与できるだけの力を得て欲しいと思うのですがどうでしょうね……。
 それと今まで吉田さんに押されっぱなしだったシャナもひとつ成長して魅力的になりましたね。ようやく二人は同じ土俵に立った気がします。最終的に悠二がどちらのヒロインを選ぶかは、まあ大体予測がつくのですが(苦笑)どちらも頑張ってラブコメしてほしいです。
 個人的にはマー姐やベルペオルさまに恋路を歩んでほし…………まあ無理だとは思いますが(汗)。せめて千草ママだけでもかんたろうパパとラブラブしてほしいなぁ。てか弥七郎さんは年上キャラがあまり好きではないのかな? どうなのだろう……。
 何はともあれ、次巻は今回の分を割り増ししてバトル尽くしになりそうですが(苦笑)悠二の秘密の真相にも期待して読むとします。

 6/19(月)読了
 評価:★★★★☆-



 Gyaoにて視聴。主人公が条件は揃っているのに色気が感じられないという事態。能登さんに艶を求めてはいけないのでしょうね……。
 内容は目標が見えなくて何をしたいのかがよく分からないです。そのため今後面白くなる気配もあまり感じられず。ここで止めておきます。

 あ、それと「ないとへっどじぇねしす」は第一印象が男と男の抱擁なのでとりあえず回避。しかもSFらしいのでなおさら止めておきます(汗)。



 大学の課題のためにぱらぱらっと読んでみました。小説ではないので評価はなし、です。
 中身は九十歳を超えるお医者さんの人生についてのお話。僕はもともとこの手の啓蒙(?)ものは根本から信じないのですが、まあ今回もそこまで感心する内容ではありませんでした。悪くはないのですが「考えてもみなかった」と驚かされるようなものは見当たらず。普通な一冊でした。
 さて、これをもとにレポートを書かなければ(うんざり)。



 灼眼のシャナ0 (高橋弥七郎/電撃文庫)


 「シャナ」十冊目はお遊び短編二作と番外編一作という内容。
 お遊びはそこそこ面白いのですが、元来、文章が硬い作家さんなのでもう少し砕けたほうが気軽に読めたかなぁ、と思います。
 番外編はシャナに名前のない、悠二に出会う前の話。フレイムヘイズとしての使命を無情な行為でもって完遂するさまは寂しいものですね。前触れもなく削ぎ落とされる日常の一角が何の違和感もなく消えていってしまう、そんな日常と非日常の近しさが侘しく感じられました。
 次回は昔の話らしいですが本編の進展のほうが気になります……。

 追記:あ、そういえば「狩人のフリアグネ」のコーナーが良かったです。フリアグネとマリアンヌのカップルはけっこう好き(笑)。

 6/17(土)読了
 評価:★★★☆☆



 灼眼のシャナⅩ (高橋弥七郎/電撃文庫)


 あれ、こんなに読みにくかったかな。しかも頭からお尻まで戦闘戦闘戦闘、なんだかすごく疲れました……。
 「シャナ」十一巻。五巻の過去編よりもさらに過去、先代の「炎髪灼眼の討ち手」の話です。話の内容は上に述べたとおり、『大戦』のみの描写で徹頭徹尾、これバトルです(苦笑)。本当にこの作家さんはバトルが好きですよねぇ。
 バトルのなかにも知略あり、友情あり、何よりも愛がありました(笑)。ある意味、愛のお話と言っても過言ではないかもしれません。前半こそ文章の読みにくさに辟易しつつも読み進めていくとバトル以上に友情や思慕、思いやりといった心の描写が目立ってきます。思いに応えた結果の行動――生き様は熱くて一途な良いものでした。
 バトルの比重が多く(読みづらさもあって)疲れてしまいましたが、読み終えるてみると後味が悪くなかった、というのはちゃんと楽しめたということですね(苦笑)。次巻はようやく本編に戻るそうなので少しはバトル少なめで(笑)シャナたちの三角関係の話を読んでみたいです。

 6/17(土)読了
 評価:★★★☆☆


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