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 学園黙示録HIGH SCHOOL OF THE DEAD 3&4 (作画:佐藤ショウジ 原作:佐藤大輔/Kadokawa Comics Dragon Jr.)


 つくづくおもしろいなぁ、この漫画は。
 三巻は高城家にたどりつき、一時の安らぎを得る一行ですがそこには新たな問題があり……という感じでどちらかというと精神的な話になりました。
 疲れと安らぎのバランスがよく描かれていて、たしかに実際にこうなったらそうなるのだろうなぁと感心しました。

 そして四巻はもう毒島先輩に尽きます。
 僕のなかでは先輩がヒロインです。
 あの孝の言葉は先輩に理由を与え、自ら罪をかぶると共に先輩にも罪を負わせることになるのですよね。
 それこそ罪なことですねぇ。

 現実なら三巻で高城家についたときに冒険は終わる(終える)のが普通なのでしょうが、それでも前に進むのが彼らで。
 いっそう強まった絆でむかう先になにが待ち受けているのか、楽しみです。





 BLACK LAGOON 008 (広江礼威/SUNDAY GX COMICS)


 うーん、なにがなにやら……。
 前巻の話の続きなのですが勢力関係がごちゃごちゃしていてよくわかりません。
 ガンスリの五共和国派とかのほうがまだわかるくらいで、話がどう進んでいるのか把握しきれませんでした。
 これはロベルタ、ロベルタが雇った地元民+α、逃げる米軍(フォックス)、ロベルタを追う(?)米軍、ロベルタを追うコロンビア派キューバ兵、ロベルタ&米軍を追うモスクワ、そしてロックたち。
 ということでいいのでしょうか。
 かなり複雑です。
 話が壮大なのはいいのですが、もうちょいわかりやすい構造でドンパチしたほうが爽快な気が……うむぅ。

 あ、ロットン・ザ・ウィザードは素敵(クール)。





 屍鬼1 (作画:藤崎竜 原作:小野不由美/JUMP COMICS SQ)


 気になっていたホラーっぽい作品。
 一巻まるまる使って話はぜんぜん進まず、あくまで下準備を終えたという感じです。
 でもこの感じだとゾンビものというよりは吸血鬼ものっぽい感じなのかな。
 死んだ人が甦るとか、招待されるシーンをとくに強調して描いていたりとか。
 たぶんそういう話なのではないかなぁ。

 進度は遅いけどわりとおもしろいので二巻も読んでみたいと思います。
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