ラノベやアニメ、映画、TCGなど。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 腐女子彼女 (ぺんたぶ/エンターブレイン) 勢いで買ってしまった本。たぶん小説ではないです。 どうやらブログの記事をまとめたものみたいですね。 内容は一般人の彼氏(主人公本人)がオタクで腐女子な彼女との日々を綴ったもの。 うん、爆笑しました(笑) 「巫女みこナース」と「受けセバス」は声を上げて笑ってしまいました。あれはないです(笑) ありそうでたぶん中々ない、ある意味息のピッタリな二人の生活(というより汚染されていく彼氏)は楽しくて良いですね。 騒々しくて手に負えなさそうで、それでいて微笑ましいのが素敵でした。 お幸せに。 1/5(金)読了 少女は踊る暗い腹の中踊る (岡崎隼人/講談社ノベルズ) 先生、お願いですからグロい小説を課題図書に指定しないでください。=■●_ パタッ 第34回メフィスト賞受賞の本作。一言でいえば「黒い」です。 本作はグロさとエグさと倒錯と狂気でできています。とにかく僕みたいにグロが苦手な人は絶対読んではいけない小説です。 読み終わった全体的な印象としてはスムーズに展開を流したところがすごいかな、と。特に主人公の狂気を過去のトラウマと現在の事件によって徐々にエスカレートさせていく描写は上手かったですね。ある目的のために段々手段を選ばなく、またそれを「やらなければいけない」で片付けられるようになっていく姿が見ていて恐ろしいです。 逆にこのスムーズさが仇になっているのですが、わりと平板な感じもします。序盤はインパクトで、終盤はネタ明かしで楽しめますが中盤はちょっと退屈な印象を持ちました。けっこう行き当たりばったりな展開やご都合な場面もちらほらあります。なだらかに堕ちていく演出を考えると仕方ないとも言えるのでしょうか。 内容はサスペンス、なのかな? 連続乳児誘拐事件の端に巻き込まれた主人公が過去のトラウマから事件に乗り出していく話です。 その展開自体は悪くないのですが、官憲がちょっと無能すぎはしませんかね。いくらなんでもこんなに殺人事件が頻発したら(しかも全て超猟奇殺人)厳戒態勢で事に当たると思うのですが。田舎とか関係なく、です。その辺りがご都合に感じてしまった理由ですね。 描写は情景・心理ともにそこそこ良かったです。あと問題のグロいシーンは執拗な描写がなかったのがまだ救いですね。ああいうのを延々と描写されていたら途中で読むのを止めて、レポート提出拒否してました(苦笑)。 それでもって最後は無難というか、それなりな終わり方でいちおう満足です。現実的に考えたら空恐ろしい結末なのだけど、フィクションとして割り切れば悪くないですね。 血糊、剪断、カニバリズムなどの狂気をフィクションとして楽しめる方ならオススメ、できるのかな?(汗) 文章もラノベで通用する軽さなので興味があればどうぞ。 9/22(金)読了 評価:★★★☆☆+ キャラクター小説の作り方 (大塚英志/講談社現代新書) なぜか買ってしまったハウトゥー本を興味が湧いた箇所だけ流し読み。 結果から言いますと「そんなにぶっちゃけたこと書いて大丈夫?」という感じで面白いところも少しありました。 ただこういう類の本はやはり真剣に作家を目指している方でないと眠くなりますね(汗)。僕はお遊びでたまに書く程度なのであまりためにはならなかったです。 本気で作家を目指している方にはオススメ、かな? 小説ではないので評価はしないでおきます。 痴漢男 (板野住人/双葉社) これ何てエr(以下略) まさにギャルゲーのような展開に息を呑みます。でも電車男ほど感動はなかったような。ルートが複数あるのが原因かもしれません。 それでも書き込みの臨場感はノンフィクションならではのものです。なかなかに面白かったです。 8/8(火)読了 評価:★★★★☆- インタビューの社会学 ライフストーリーの聞き方 (桜井厚/せりか書房) 大学のテストのためにさらっと読了。内容はライフストーリー(語り手の経験談)の聞き方にはじまる意義や定義、また歴史やらなにやら結構ごっちゃです。ただ基本は社会学的なフィールドワークについてなので好きな人は楽しめそうですね。 個人的にはそこそこ。社会学といっても民俗学っぽい都市伝説や錬金術、魔女狩りなどの方面に興味があるだけなのでイマイチですね。悪くはないのですが。 |
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