ラノベやアニメ、映画、TCGなど。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 学校からの帰り、電車に乗ったときの出来事です。 ちょっと大きな駅に到着し、座っていた客が大勢降りるので座席に座ろうとしたら隣の人がハンカチを持って「忘れもの忘れもの」と叫んでいます。どうやらいま降りた女性が忘れた模様。しかし聞こえていません。その席に座ろうとしていた僕は一瞬の逡巡のあとハンカチを掴んでダッシュで車外へ。女性の肩を叩いて手渡し、なんとか車内に戻れました。そのあとで先ほどの座席に腰を下ろしました。 座ってから少し考えたのです。今のような咄嗟の出来事でなぜハンカチを渡しに行ったのか、と。下手すれば乗り損ねて次の電車を待つことにもなったのに、と。考えられる要因を挙げれば、 1.女性が困るといけないから(善意) 2.ハンカチを渡して良い人気分(偽善――自己満足) 3.そのまま席に座るとどこか後味が悪い(自己中心的打算) 正解は「3」なのですね、これが。心理実験みたいで不思議な気分です。あまりに突発的な出来事だったので素の反応でした。打算は一瞬、リスクを犯してでも渡そうとしたのですから自分にとって「3」の後味の悪さ、居心地の悪さが最懸案事項だったようです。 今回のことで判ったのは僕が根っからの善人ではないこと。 偽善者というわけでもないこと。 居心地の悪さ、つまりは「自分が一番」の自己中心的な人間だということですね。うん、行為は善行なのに分析すると嬉しいわけでも誇れるわけでもないですね(苦笑) まあそんなことがありましたとさ。 PR |
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