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ラノベやアニメ、映画、TCGなど。
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 転換期だから仕方ないのですが、やたら最終回が多くて哀しいですね(苦笑)。





 おとぎ銃士 赤ずきん 第13話


 内容は普通なのですが草太がいいセリフを言いました。

>「でも、それは信じれば助けてくれるからじゃありません。何かを信じると勇気が出るからです」

 捉え方によっては誤解も生む言葉ですが草太のおっとりとした性格の源である気がします。
 何でも疑ってかかるのではなく、前向きに信じようとする心の在り方を表していますね。
 個人的にヒットしたセリフでした。
 来週はヘンゼルとグレーテルの過去話。かなり期待しています。





 COYOTE ragtime show 第12話(最終話)


 お母様ーっ!(号泣)

 ああもう最後まで期待を裏切らないです。最高に良かったです。
 お母様に関しては某所のお姉さま方にネタバレされていたのですが(涙)それでもこれは魅せますね。ミスターとマダムの決闘が肉弾戦ですからね。マダム強くて動きまくり、格好よすぎです。
 でもマルチアーノのあの執念はマンガ版を読まないとたぶん理解できないのですよね。あれは(誇りを捨ててのし上がったマルチアーノにとって悪人でありながら誇りを掲げるコヨーテが憎かった)のでしょう(合ってるかな?)。マンガ版も読んでおくと感情移入度が違くてお母様が切ない切ない。最後のシーンを見ていた12姉妹も切ない切ない。
 それと最終話になってジュライの目が開きましたね(日本刀スマイリーお姉さん)。最後だけあってサービスいいです(笑)。
 他にも地味に細かい演出が面白いですね。コヨーテの三人が走っているとビショップだけバテていたり、攻撃を受けたミスターとマダムが小さく吹っ飛んでいたり。最後だけに力が入っています。

 全体的に振り返ってみますと序盤の勢いが良かったせいか、中盤で微妙にテンポが悪く感じられたのが惜しいですね。
 絵も多少崩れながらちゃんと走りきった感があります。
 ちなみに今作のヒロインは個人的にマルチアーノ(+12姉妹)だったと思います。ミスターへの絡み具合とか出番などを考えると一番ではないかと。
 フランカはなんだかコヨーテのマスコットみたいなポジションでしたし。アンジェリカとチェルシーはずっと影役でしたし(この二人は本当に活躍シーンが少なくて残念)。
 微妙に理解できず「飛んだ」印象の展開もありましたが最後の最後まで漢の夢とロマンを見せてくれました。
 漢臭さ満点の燃えアニメ、面白かったです。いいアニメをありがとうございました。コヨーテに乾杯!





 交響詩篇 エウレカセブン 第43話~50話(最終話)


 面白かった!
 Gyaoが期間限定で放送してくれたおかげで見逃していたラスト付近をすべて見ることができました。Gyaoに感謝!
 内容のほうはもう何がなんだかよく分からないのですがとにかくレントンとエウレカが頑張ってドミニクやアネモネも救われて本当に良かったです。

 思えば4クール、一年間もやっていたのですね。長い道のりだったのだなぁ。
 オリジナルの用語が乱舞して前半はさっぱり記憶にないのですが中盤以降のホランドとレントンの成長物語が面白かったのを覚えています。
 その後も複雑な用語が絡まりあって何となくしか分からないのですが、「終わったなぁ」という感慨だけはあります(苦笑)。
 個人的にはドミニクとアネモネのコンビが大好きで、報われなさそうな悪ぶる少女がツボでした。そして振り向いてくれなくても献身的に慕うドミニクも脇役スキーとして最高に好き。こういう男になりたいです(笑)。
 ストーリーをいまいち理解できなかったのが勿体無いですが作画も良かったですし最終的に大団円になってくれて後味が爽快でした。
 面白いアニメをありがとう&お疲れ様でした。





 ふたりはプリキュア Splash☆Star 第33話


 キントレスキーつよっ!
 そして無駄に紳士(笑)。
 あー、笑いました。いいですねぇ、あのキャラ。

>「名を名乗ったのだ。そちらも名乗れ」

 とか礼儀を重んじるジェントルマンです。金ピカボディの派手っぷりに全然似合わないです(笑)。
 そして最後、キントレスキーが空に消えていく姿を見てコロネ(咲の飼い猫)が「ふっ、また来いよ」みたいな表情で見送っているのも面白かったですねぇ。変な貫禄がありました。

 そういえば満と薫の復活フラグが立ちましたね(過去にも立ったらしいですけど)。善哉善哉。





 ゼロの使い魔 第13話(最終話)


 終わってしまいましたねぇ。
 やはりそういう終わり方なのですね。いいエンディングです。
 ちなみに最終話だからかオープニングで効果音が付け足されていたり、ギーシュがおいしいところを持っていったり、フーケがパンチラしていたり、とサービス満載です(笑)。
 まあ一話でやるには明らかに内容詰め過ぎなのですが充分楽しめました。

 それとサイトが現代へ帰らない選択をするというのは本当のところどうなのでしょね。普通の人は大いに迷うはずです。
 それでもハルケギニアに残ろうとする愛の力がこの作品の目指すところなのでしょうが、そもそもアニメ版も原作もサイトに関する現代の話をほとんど描写しないのはたぶん確信犯的にやっているのですよね。
 余裕がないこともありえますが、あんまり深く現代の話をすると読者・視聴者が「やっぱり生まれ故郷の現代に戻るだろ、普通」とか現代サイドに感情移入してしまうからではないでしょうか。
 ハルケギニアばかり描写してその素晴らしさと楽しさを刷り込み、「現代に戻りたいと最初は思うだろうけど、やっぱりルイズとの愛のほうが大事だね」と受け手に思わせる目論見もあるのではないかなぁ、と深読みしてみました(苦笑)。

 さらに深読みですが、サイトの本名は「平賀才人」です。これってたぶん多くの人が気付いていると思われますが、平賀源内をモチーフにしていると思われます(ルイズのモチーフは原作あとがきで書いてありましたし)。

>『日本人の歴史の中で発明家としては数少ない天才、または異と呼ばれる。』引用:フリー百科事典wikipedia『平賀源内』

 医者であり作家であり画家であり発明家であった平賀源内。
=博識でいろんなことを知っている
=いろんなことを知る能力がある
=ガンダールヴ
→平賀才人

 なんて深読み、どうでしょう?(苦笑)

 全然まとまっていませんが中々に楽しめたアニメ化作品でした。
 原作はまだまだ続くようなのでしっかり応援していこうと思います。
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 少女は踊る暗い腹の中踊る (岡崎隼人/講談社ノベルズ)


 先生、お願いですからグロい小説を課題図書に指定しないでください。=■●_ パタッ

 第34回メフィスト賞受賞の本作。一言でいえば「黒い」です。
 本作はグロさとエグさと倒錯と狂気でできています。とにかく僕みたいにグロが苦手な人は絶対読んではいけない小説です。

 読み終わった全体的な印象としてはスムーズに展開を流したところがすごいかな、と。特に主人公の狂気を過去のトラウマと現在の事件によって徐々にエスカレートさせていく描写は上手かったですね。ある目的のために段々手段を選ばなく、またそれを「やらなければいけない」で片付けられるようになっていく姿が見ていて恐ろしいです。
 逆にこのスムーズさが仇になっているのですが、わりと平板な感じもします。序盤はインパクトで、終盤はネタ明かしで楽しめますが中盤はちょっと退屈な印象を持ちました。けっこう行き当たりばったりな展開やご都合な場面もちらほらあります。なだらかに堕ちていく演出を考えると仕方ないとも言えるのでしょうか。

 内容はサスペンス、なのかな? 連続乳児誘拐事件の端に巻き込まれた主人公が過去のトラウマから事件に乗り出していく話です。
 その展開自体は悪くないのですが、官憲がちょっと無能すぎはしませんかね。いくらなんでもこんなに殺人事件が頻発したら(しかも全て超猟奇殺人)厳戒態勢で事に当たると思うのですが。田舎とか関係なく、です。その辺りがご都合に感じてしまった理由ですね。
 描写は情景・心理ともにそこそこ良かったです。あと問題のグロいシーンは執拗な描写がなかったのがまだ救いですね。ああいうのを延々と描写されていたら途中で読むのを止めて、レポート提出拒否してました(苦笑)。
 それでもって最後は無難というか、それなりな終わり方でいちおう満足です。現実的に考えたら空恐ろしい結末なのだけど、フィクションとして割り切れば悪くないですね。

 血糊、剪断、カニバリズムなどの狂気をフィクションとして楽しめる方ならオススメ、できるのかな?(汗)
 文章もラノベで通用する軽さなので興味があればどうぞ。


 9/22(金)読了
 評価:★★★☆☆+



 こちら の問いかけに勝手に答えてみます。


1.作家は偉いの?

 本を買う読者がいなければ作家さんは収入を得られません。
 本がなければ読者は本を読めません。
 双方とも偉いということで。

2.ネット上の評価を信じていいの?

 鵜呑みは禁止。咀嚼してから味を確かめましょう。

3.どうしてライトノベルでなきゃいけないの?

 総合的に考えてライトノベルが一番だと思うからです。

4.どうしてイラストがないといけないの?

 イラストは作品の一部であり、より深く理解したり、盛り上げたりする役目があります。僕としては文章と別個にラノベを構成する一要素だと考えています。

5.いいイラストがついたほうが面白くなるの?

 「いい」の定義が不明ですが、何より大事なのは文章が描く世界を引き立てているか、です。作風に合った絵柄がいいですね。

6.どうして萌え要素があったほうがいいの?

 砂漠にオアシス、コンクリートジャングルに風俗があるのと同じ原理です。いや、違うかな?

7.どうしてあなたはライトノベル読みになったの?

 ライトノベルが面白くて一番だと思ったからです。

8.純文学を見下すより、見下されるほうがいい?

 どちらも好きじゃないです。むしろ切り離して別のものと見たほうがいい気も(まあ無理ですが)。

9.面白いラノベとつまらないラノベは何が違うの?

 面白さが違います。

 真面目に答えると知名度と作者の存命率が違います。たまにつまらないラノベの中にも間違った方向に突き抜けた作品が有名になったりします。たまにですが。

10.どうしてカバーを付けなくちゃいけないの?

 素手で触れるから、だけでなく、落としたときにひどい傷がつきそうで怖いです。周囲の目は気にしません。むしろ周りに見えるようにイラストページを思い切り開いて読みます(マテ)。

11.どうして毎月積読が増えていくの?

 ラノベコーナーにいくとリミットブレイクするのです。本が「買って」「読んで」と訴えてくるのです。

12.どうして他作品のネタを盗ってはいけないの?

 タイトルが違うだけで同じ内容の本を読みたくありません。作者の味付けで変わった仕上がりになっていれば話は別ですが。

13.作品を酷評してはいけないの?

 論理的に酷評することは意外に難しいものです。大抵は肌に合わないからと感情任せに書き殴っているだけだと思います。でも駄目だと思うことを書くことそのものはいけないことではありません。

14.どうしてラノベでSEXを書いちゃいけないの?

 官能小説の立場がなくなるからです。

 じゃなくて、少年少女に悪影響を及ぼす恐れがあるからです。

15.速読するといいことがあるの?

 たくさん本が読めます。羨ましくもありますが一番大事なのは楽しむことです。

16.ラノベはアニメ化されたほうが幸せになれるの?

 より多くの方に読まれるのは好ましいことです。ですがマイナー嗜好の僕としては微妙な心持ち。あと無理なアニメ化には反対です。

17.作家は文章が上手いほうがいいの?

 上手いに越したことはないでしょう。ですが下手だから出せる味もあったりします。それも貴重です。

18.シリーズは長く続いてるほうが面白いの?

 必要性があれば面白く続きますがそれ以外の続投は惰性で不評を買うケースが多々あります。書きたいことを書いたら即終了でいいと思います。引き際が大切。

19.ベテランはいたわらなくちゃいけないの?

 ベテランも消えるときは消えますから何とも。ただそれなりに築き上げたものはあるはずなので基本的に敬語は使いましょう。

20.どうして私の読みたい話を読めないの?

 それはあなたにしか求められていない物語だからです。さあ、胸のうちに眠る素敵な物語を本にして読ませてください。


 変な口調でちょっと人格違ったかも(汗)。まあいいかな。



 ふと思ったのですがタイトルに「18禁」って入れる必要あるのかな? 記事自体はエロくないですし。てかエロいと利用規約に抵触して消されるかもしれませんし。
 うーん、カテゴリー分けみたいな意味合いで残しておきましょうか。





 それゆけ まりんちゃん1~3 (MISTY MOON)


 テスト前だと掃除をしたくなります。それに似た感じでレポート地獄の僕は掃除をしたくなりました。今では使っていない机を掃除していたら出てきたのがこれ。なんとなく見てみました(コラ)。

 うん、これはすごいエロギャグですね。年齢制限があるだけあってエロくもあるのですが、むしろギャグの嵐が見所かな。勢いがあってアホアホしいです。このノリは好きな人なら楽しめそう。僕はそこそこ楽しめたかも。

 ストーリー性はほとんどなくてエンディングも明らかに終わってないのがなんとも言えないですね。狙ってこうしたのでしょうか?
 画風は少し古めですが個人的には全然OK。
 あと肝心の(?)エロの部分ですが、このアニメは基本的に『リウイ』の横田守さん風な絵なので(つまりみんな発育しすぎなので)ちょっと合わなかったですね。

 ギャグがそこそこ楽しめたのでまあまあな面白さ、ということで。
 あ、あと「こどものじかん」でもそうでしたけど、このシルエット禁止!orz



 半分の月がのぼる空4 grabbing at the half-moon (橋本紡/電撃文庫)


 >「先に死んじゃうけどごめんね」

 〝失う〟物語、第4巻。
 今回は夏目が主役で彼が抱える心の闇――過去の話がメインです。

 過去の話は夏目が高校生のときから今に至るまでの経緯を切々と綴っています。予想通りといえば予想通りですが良かったです。
 彼が出会った女性は顔も普通、スタイルも普通で果てしなく普通なのですが、一つ一つの挙措と言葉からかけがえのない人になります。
 そんな女性との夢と希望と野心と愛に包まれた日々が眩しいです。そして眩しければ眩しいほど、その色が褪せる瞬間は涙が止まらないのですね。
 あくまで端役の回顧シーンに過ぎないのですが、本格的に、丁寧に描ききっているので感情移入も容易です。
 こうも徹底的に描かれると夏目が可哀想で堪りません。大人なのに脆く、子供のように肩を震わせます。いえ、こういった経験に大人と子供の差はないのかもしれません。
 じりじりと磨り減っていく命の描写がやるせなくて、ちょっと涙が零れてしまいました。

 一方で現代の裕一と里香ですが、大して話は進みません。こちらは次巻待ちですね。
 里香の症状もなんとなく把握できましたが、どうなるのでしょうね。どちらに転がってもおかしくないです。
 願わくば彼らの頭上に半分の月がのぼりますように。


 9/17(日)読了
 評価:★★★★★-


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