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 7:10頃、夕食時にてNHKの著作権のニュースでうちの大学の作家先生が映ってました。かなりビビりました。
 たしかに「~の会長やってるんですがね」とか自慢していたのは覚えてましたが、まさか食事時にテレビに映るとは思ってもみませんでした。
 見た目ではそうは見えないのだけど、偉い人だったのだなぁ(←失礼)。
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 薔薇のマリア Ⅰ.夢追い女王は永遠に眠れ (十文字青/角川スニーカー文庫)


 まず一言いいたい。たぶんネタバレとは呼べないので言います。

 マリアローズ、男だったのかorz

 別に男でもいいですけど、あの絵とこの名前で完全に女性と思い込んでいたもので、意味もなく騙された気分です。
 まあいいのですが。

 ダンジョン探索型ファンタジー、と言いますか、ひどくゲーム的な印象を受けました。
 同じラノベなら『フォーチュンクエスト』をハードにした感じでしょうか。
 パーティーの一人一人がそれぞれの特性を持って薄暗いダンジョンを練り歩きます。もちろんモンスターやトラップなど危険もいっぱい。戦闘描写もそこそこなのでハラハラ感は良かったです。
 ただ個人的に気になったところがいくつか。

 おそらく他のキャラと絡ませるためだと思いますが、マリアローズの悪口がけっこうひどいこと。見ていてカタリが可哀想でした。顔の醜悪を言うのはナシだと思う……。
 あと展開的に戦闘シーンが盛り上がります。ただクライマックスまであまり息抜きがなく、またラスボスが意外にあっさりしているのでカタルシスが薄いこと。贅沢な注文かもしれません。面白いので充分、許容範囲内ですが。
 もっとも気になったのは主人公であるマリアローズが弱すぎること。出番はあるのですが活躍が少ないのでどうしても他のメンバーに見劣りしました。頭脳派のわりに大した妙案とか考え付いてなかったですし。

 一応こんな感じで、そこそこの面白さでした。
 各キャラクターがそれぞれ過去に影がありそうなので次巻以降に期待ですね。
 特にマリアローズの頑張りに期待です。


 9/15(金)読了
 評価:★★★☆☆-



 いまレポートの課題図書を読んでいてふと思ったことを連ねてみようと思います。戯言なのでスルーしてもらったほうがいいかも。


 考えた、と言うより頭に浮かんできたという程度の思いつきなのですが、エンターテインメントの領域というか、どこからがエンターテインメントと呼べて、その定義は何なのでしょうか。

 僕は小説を読みますがまずライトノベルしか読みません。なぜ読むのかといえば楽しくて面白いからです。つまり僕はエンターテインメント性――娯楽性を求めてライトノベルを読んでいるわけですね。
 ではライトノベルのほかに、純文学や学術書、哲学書などをなぜ読まないかと言えばひとえに面白くないからです。「こころ」を読んでも「奥深いなぁ」とは思えど「面白い!」とは思えません。
 ですが世の中の人の大半は「こころ」を面白い(もしくは良い本だ)と言います。これはなぜか。おそらく求めるものが異なるからでしょう。たぶんですが普通の人はあまり小説を読もうとはしません。理由を問えば「難しそうだから」がかなり多い。それは小説を単純に知識を得るためのものと捉えているからではないでしょうか。つまりは知の追求、知る喜びとか、そういった類の印象が強いからだと思います。そのため「こころ」を読んで面白いと思える人は「知る面白さ」を求める姿勢から小説を読んでいるのであって、僕とはまったくスタンスが異なります。僕はあくまで娯楽としての楽しさを求めているのですから啓蒙とか新たな知識などに対してあまり興味を覚えないわけです(つまらないとは思いませんが)。


 ……言いたいことはこんなことではなくて(汗)。

 僕が小説において主にライトノベルにしか面白みを見出せないのはなぜなのか、を考えてみるわけです。そこで考えたのはフィクションとノンフィクションの境界です。たぶんこれが関係しているように思えてなりません。

 ノンフィクションには力があります。ドキュメンタリー番組の緊張感から力強さなどはリアルの出来事だからこそ得られる感覚だと思います。
 逆にフィクションには夢があります。現実には起こらない、また起こりえない設定と展開で読者に夢を見せます。ここが大事な点だと思うのですね。
 人間だれしも「ああなったらいい」「こうなったらなぁ」と夢を見ると思います。それが実現性に乏しければ乏しいほど、魅力を持ちます。できないことができる快感はきっと至上の喜びを得られます。
 ここで例えを出します。

 たとえば、買った宝くじが当たり、二億円が転がり込んでくる場合。
 たとえば、朝、目を覚ましたら魔法が使えるようになっていた場合。

 どちらが魅力的でしょう。僕なら間違いなく魔法を使えるほうです。ファンタジー好きだからという理由もありますが(そもファンタジー好きは夢見がちな嫌いがありますし)、宝くじならありえるかもしれないことだからです。つまり、現実に起こりえるかもしれないフィクションと、現実には起こりえないフィクションがあるわけですね。
 これを小説に移して考えてみるとたぶん分かり易いです。

 宝くじの例が「こころ」。
 魔法の例が「ライトノベル」。

 こんな感じです。でもこれだけではやや中途半端な気もします。なぜなら僕はライトノベルでも描写が秀逸で鮮烈なもの、リアルなものを楽しめるからです。幻想を好むのであれば現実から乖離し、地に足が着かなければ着かないほどいいかと言えばそうではありません。
 幻想世界でも現実世界に共通した認識を礎にしなければ感情移入ができないからです。現実世界に存在しない概念で書かれても意味が分からないということですね。
 ではそうしますと、幻想でありながら現実味も必要とはこれいかに、な状態ですが、僕的に考えた結果としてこういうのはどうでしょう。

 現実性を地盤にして描かれたフィクション→「こころ」
 幻想性を地盤にして描かれたフィクション→「ライトノベル」

 どうでしょうね。分かりづらいかもしれませんが僕もよく分かりません(苦笑)。ただフィーリングですね。こういう感じではないかな、と。
 そもそも前提として現実世界とその常識を礎にしている小説はどうしても現実から足を抜け切れていないため僕は興味を覚えないのかな、と思います。

 前提からしてフィクションで手の届かないファンタジーの世界観を現実と照らし合わせて確立していく行為が、感情移入できるようにリアルに近づける、ということかもしれませんね。

 そう考えるとなんだかすっきりしてきた感じがします。これに当てはめると僕が「ゴクドーくん漫遊記」を好きになれない理由が明白になったかもしれないですね(苦笑)。あれは完全に幻想を基盤にした物語であるにもかかわらず現実世界の作者が登場します。これは幻想と現実の境界を取っ払った、ライトノベルの形式としての新しさと捉えることもできますが、僕にはただ単に幻想の地盤を壊されたとしか思えなかったのかもしれません。

 僕の中ではファンタジー世界を確立するためのリアルは必要であっても、ファンタジーを崩すようなリアルは好きではない、ということなのですね。

 まあこのような感じでお仕舞いなのですが(苦笑)。僕が根っからのファンタジー好きで夢見がちな人間ということを再認識しました。たしかに友人にも非常識とか言われますし(汗)。その辺とも関係あるのかも。

 で、まとめとしましては、面白ければどうでもいいじゃん! ということで(マテ)。
 楽しめる限り、これからもライトノベルを読み続けていこうと思います。



 うちの10歳になるメス猫が発情期で「にゃーごにゃーご」うるさくて困っています。近所迷惑というより、うちは犬も飼っているので吠えるわ吠えるわ。本当うるさいです。
 せめてレポートに追われていない時期なら我慢もできるのですが……。



 チェックしてみました。

・ときめきメモリアル
・BLACK BLOOD BROTHERS
・Pumpkin Scissors
・ゴーストハント
・RED GARDEN
・ネギま!?
・護くんに女神の祝福を!
・はぴねす!
・あさっての方向。
・幕末機関説 いろはにほへと
・コードギアス 反逆のルルーシュ
・乙女はお姉さまに恋してる
・らぶドル
・くじびきアンバランス
・Gift
・銀色のオリンシス
・結界師

 多すぎるよorz
 これでも前もって相当数の番組を除外しているのですが、それでも充分多いです(汗)。最終的には10本以下くらいに収めないと時間が足りないのですよね。
 でも今期はギャルゲーっぽい作品と前情報だけでは微妙っぽい作品がやたら多いので、減るときは一気に減るかもしれません。

 当たり具合の予想もしておきます。

 本命:護くんに女神の祝福を!(wowow見られるか分かりませんが)
    結界師

 大穴:あさっての方向。
    くじびきアンバランス

 どうなるかな……。

 追記:時間が足りないため、微妙なままの「学園アリス」は切ります。プリキュアも正直切ってもいいのですが満と薫の復活を考えると……うむぅ。


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