ラノベやアニメ、映画、TCGなど。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ラビオリ・ウエスタン (森橋ビンゴ/ファミ通文庫) ああ、これはまさしく森橋ビンゴで「森橋文学」なのだなぁ。 この小説は事前に作者さんのブログを見てひと通りの人となりを理解しておくと違った見方ができるようになります。 たとえばニョッキの性格や一挙一動、会話のセンスに場面展開から話の構成までありとあらゆる要素が森橋ビンゴなのだなぁと感じさせてくれました。 具体的に言えば(両親を殺されたニョッキがあとになってから嘘くさいまでに泣きだしてしまう)シーンとか(ラビオリがあっさり死んでしまう)展開とか、そして何より地の文での語り口に森橋ビンゴの性格やら経験やら人生観やらが滲んでいるように感じるのです。 話そのものは良くも悪くも軽いスラップスティックアクションなのですが、これは森橋ビンゴという人間のエッセンスを詰め込んだ作品と見ていいのではないでしょうか。 少なくとも僕にはそう感じられました。 PR |
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