ラノベやアニメ、映画、TCGなど。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 SCAR/EDGE2 烙印よ、虚ろを満たせ。 (三田誠/富士見ファンタジア文庫) ああもう、面白いなぁまったく。 「にゅうっとグランプリ!」で金メダルを受賞した三田さんの『SCAR』二冊目。 良くも悪くも三田さんな超王道展開を見せてくれました。虚を突くようなトリックはないものの、きめ細かな設定と扱い、流れるようなキャラクターの行動、丁寧に加速された物語が読んでいて心地良いです。 一巻で楽しめた人ならまず楽しめるでしょう。ただ目新しさというもののない無難な作風なので、地味さに負けず、着実に堅実に今後も物語を積み上げていって欲しいですね。 8/20(日)読了 評価:★★★★☆+ SCAR/EDGE3 烙印よ、想いを蝕め。 (三田誠/富士見ファンタジア文庫) あーやばいやばい。話が止めどなく転がっていく。 『SCAR』三巻。あとがきで書いてあるように起承転結の「転」の巻です。 物語はどうしようもなく、ずんずんと前に進んでいきます。しかも序盤で繰り広げられる日常の断片――その平和と穏やかさが心に浸透したところであの急展開。一気に加速する物語が予断を許しません。 そしてかつての事件のすべてを必然に導いていく、<名もなき七人>の解明に関しては身が震えました。 さらに勢いの衰えないアクション描写の秀逸なこと。読んでいて脈が早くなりそうです(笑)。 ちなみに今回のあの人が画策したのは(Vガンダムで言うところの「エンジェル・ハイロウ」のような)効果を狙ったということなのですね。正しいといえば正しいのですがあまりに極論なのですよね、こういうのは。けっして間違ってはいない主張でありながらも賛成することはできないと、いう。 あと数冊でまとめに入るようですが、できればハッピーエンドにしてもらいたいですね。そうでないと彼らがあまりに不憫すぎます(泣)。 早く続きを読みたいです。 8/20(日)読了 評価:★★★★★- PR |
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