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 ホーリーランド13 (森恒二/JETS COMICS)


 試合は終了。ただここまで来ると喧嘩で収まらなくなってきますね。
 表舞台という言葉が出てきますがユウは街の外には出ない気がします。
 「ホーリーランド」は街にこそ存在すると思いますので。





 ドロテア1、2 (Cuvie/Kadokawa Comics Dragon Jr.)


 前々から気になっていた魔女の話。
 舞台は15世紀あたりのドイツ、アルビノの子供を集めた「白の家」出身の少女ドロテアが郷を守るために戦に出る話です。当時は魔女狩りが全盛のようで当然ドロテアもその容貌から後ろ指を差されますが、自分の故郷を守るために幼馴染みのギュルクと共に戦場へ旅立ちます。
 内容はいい感じ。血生臭さはほどほどでほのかな恋愛っぽさも醸していますが敗走した人々がどのような憂き目にあうか、とかは割とリアルだったりします。そのあたりの理想と、理想を叶えるための現実とのギャップがドロテアにとっては壁なのでしょう。
 ほのぼのとした場面もないことはないのですが、あくまで魔女と詰られるドロテアの成長物語。彼女は何を思い、何を為すのか。
 続きが気になります。ハッピーエンドになって欲しいなぁ。
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 螺子とランタン (桂明日香/Kadokawa Comics A)


 この、ロリコンめっ!(笑)

 ツボに入りまくりな、お嬢様と家庭教師のほんわかラブコメ。
 10歳で侯爵家の当主となってしまった少女ココ。天真爛漫な彼女に教養と品格を身につけさせるために雇われた青年ニデル。ニデルはスラム育ちで成り上がろうとする野心家で貴族を毛嫌いするも、出世のためと甘んじてココの家庭教師になる。
 まあ後は分かりやすい展開ではあるのですが、素直ストレートなココに心をほぐされていく流れは見ていて気持ち良いですね。
 それに爺やアーサーなどの脇役もキャラが立っていて、ちゃんと役割を果たしているのでよくできています(アーサーは最後に見直しました。いい奴です)。
 そもそも周りを振り回す元気お嬢様と執事、みたいな組み合わせは大好きなのでとっても満足できました。雰囲気もいいし、甘々な二人を見ているだけで心安らぎます。
 できれば続きも読みたいのですが一巻で終了なのが激しく残念。またこういう良作に出会いたいものです。





 Knights (ムラオミノル/DENGEKI COMICS)


 なんとなく読んでみたファンタジーもの。
 あらすじは魔女狩り全盛の西欧っぽい世界で神に仇なす少年が無実の罪で火刑に処される人々を助けるといった内容。
 ストーリーは至って普通。というより王道すぎて新鮮さは皆無でした。つまらなくはないけどどこかで見た印象は拭えないのですよね。『Aventura』もコテコテのファンタジーでしたが正に同類。
 それでも主人公が黒肌でドレッドヘアだったり、聖女が敵だったりで斬新さもあるのかな。
 あ、あと帯にある村田蓮爾さんの推薦文「悶える少女がエロいです」はあまり期待しないほうがいいです。ただ拷問を受けているだけなのでエロくはないと思います。でも媚薬使いとかいるからやっぱりエロいかな? 少年誌レベルのエロさということで。
 主人公と聖女の動向も気になりますし、王道ファンタジーは嫌いじゃないので続きを早く読みたいですね。



 げんしけん8 (木尾士目/アフタヌーンKC)


 笹原と荻上の話しかないのですが、うーん、微妙。いちおうは予想通りに進んではいます。でももう少しはっきりしてくれても良さそうだと思うのは僕だけでしょうか。
 次が最終巻らしいです。なんだか普通に終わりそうだなぁ。





 NHKにようこそ!5 (原作:滝本竜彦 作画:大岩ケンヂ/Kadokawa Comics A)


>「俺の人生はオナニーなんだよぉ!」

 アホすぎる(笑)。たぶん今年の流行語大賞になります。
 買うかどうか迷ったひきこもりマンガ第五巻。
 相も変わらずダメ人間の街道まっしぐらな主人公。笑えないこともないけれど、こういうネガティブなギャグものは微妙に肌に合わない気がします。でも結末は気になるんですよね。
 次巻はどうしようかしら……。



 GUNSLINGER GIRL7 (相田裕/DENGEKI COMICS)


 サンドロがいいキャラしてますねー。うんうん。
あと(クラエスとヒルシャーさん)に救いがあって良かったです。
 全般的に不幸臭ただよう作品なので、なるたけ幸せな方向にいってほしいです。まあ土台ムリな話なのですが(泣)。

 追記:何となく一巻から読み直したのですが、四巻でちらっとだけ登場したベアトリーチェはもう出てこないのですかね? 作者さんも忘れてそう(汗)。





 ドージンワーク2 (ヒロユキ/MANGA TIME KR COMICS)


 かねるさんと星くん、いいわぁ~。
 特に星くんが(ホモネタ)にされる話では爆笑。あの表情はないです(笑)。





 青い花 (志村貴子/f× COMICS)


 ああ、話が進むと全体の相互関係が見えてくるのですね。なるほど。
 これは今後が複雑になりそうな感じですね。伏線がいっぱいで誰かが誰かを想っています。
 主人公は一応ふみでいいのかな? 弱いようで強いようで、やっぱり弱いふみが初々しいです。
 他のメンツも個性的で、ほどよく等身大なので見ていて気持ちいい。同時に胸が締め付けられるような気も。
 繊細で青春な恋愛もの(百合)が読みたい方にオススメです。



 らき☆すた3 (美水かがみ/Kadokawa Comics)


 相変わらず可愛らしくていいですね。
 萌え四コマ(?)第三巻。
 ギャグとしては弱いですが絵は可愛いですし、のんびりした作風がのどかで和めます。キャラクターも色とりどりの属性が配されていて誰が読んでも誰かを気に入れられそうですね(笑)。
 個人的にはみゆきさん、あやのさん、あとひより辺りが可愛くていい感じ。つまりメガネ、長髪、お姉さん気質はデフォです(マテ)。
 部分部分を気軽に読める四コマなので和みたいときに読み返すことにします。





 女の子は特別教 (タカハシマコ/DNAコミックス)


 ゴスロリ少女×6にファンシーな表紙だったので「百合系かな~?」と期待して買いました。違いましたorz
 絵柄は少女漫画っぽく、内容は……不思議系?(聞くな)
 でもえっちな描写も入っています。ただし「エロ」というよりは「えっち」と言ったほうが正しい印象です。大人が考える系統のものではなく、少年少女が性を意識しはじめる頃の恥ずかしいと感じるような「えっち」の感覚……説明しづらいですね(汗)。とにかく「エロ」を目指した本ではないのです。
 ただ、奇をてらったようなオチが多く、三割ほどは意味不明な内容に感じました。まるで「おみくじ」のように当たりと外れが極端な短編集で、総合的に見ればなんとも微妙な作品でした。





 ことのはの巫女とことだまの魔女と (藤枝雅/Yuri-Hime COMICS)


 失礼ながら思っていたよりも絵が上手でした(爆)。
 ですが紬に惹かれていくレティの描写があまりに足りなくて感情移入できなかったのが残念です。キャラもしっくりくるカップルだったのでなおのこと勿体無いですね。
 六話で短くまとめず、もう少し外界の素晴らしさを見せてあげて、ゆっくりと距離を縮めていって欲しかったです。


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