ラノベやアニメ、映画、TCGなど。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 護くんに女神の祝福を!6 (岩田洋季/電撃文庫) 汐音かわいいよ汐音。 ということで激ピュア・ラブコメ本編6巻。 今回は3月の卒業シーズンで生徒会長が卒業する話です。話の本筋はそれなのですが実際はエメレンツィアの横恋慕がメインですね。 エメレンツィアが主役でその活躍ぶりが素晴らしいです。ラブコメとして王道の色仕掛けやらで護の気を引こうとします。 それでいて最後にあの展開はこれまたお約束感のある、しかし見事な展開ですね。 王道を王道として、潔く真っ直ぐ丁寧に描いています。 それと冒頭で言ったとおり、汐音やその兄でいちおう今回の主役である摩耶が良かったですね。 他の生徒会メンバーの空気っぷりは置いといて、この二人の心情をちゃんと描写してくれたのは嬉しかったです。 いつもは弄られ役の汐音にあんな面があったり、普段は豪胆で何でもありな生徒会長にこんな心情を吐露されたり。 いつもとは違う顔を見れて大満足です。 何はともあれ、最初から最後までこうも「微笑ましく」騒ぎ立てるラブコメって珍しいですよね。『まぶらほ』はこんな風には行きません。 たぶんヒロインがどんなに怒っても主人公に乱暴しないのが大きいのではないでしょうか。それと無駄にエロくしない点など。 その辺りが淑やかですよね、本当に。 そして今回こんな終わり方をしてくれたのですから、次回以降の波乱っぷりを予想すると顔がニヤけて仕方ありません(笑)。 もちろんあとがきで「大団円に向けて」と書かれているので最終的な結末は予想済みですが、そのぶん安心して読めるのが良いですね。 次も楽しみです。 9/28(木)読了 評価:★★★★☆+ 学園キノ (時雨沢恵一/電撃文庫) これはひどい。文字通りの意味でひどいです(笑)。 よくこんなものを発刊することを許しましたね、メディアワークスは。それだけネームバリューがあって売れると見込んだのでしょう。 色んな意味ですごい一冊。 内容は原作『キノの旅』をとことん破壊して学園ものに仕立てたパロディ本。 パロディとは言っても真面目さの欠片もありません。とにかく馬鹿を目指して書いた内容です。 前後の辻褄なんて合うはずもなく、支離滅裂、お約束をメタ視して作者も登場してしまうし、もうハチャメチャ。 個人的には恐ろしいほど肌に合わず、最初の100ページを読んで投げ出していました。 それからひと月ほど放置して読んでみたのですが、パロディというよりもっと崩したイメージの言い方で「二次創作」という感じかな、そう考えて読んでみると少し楽しめました。 もう本当に原作と同列に考えて読んではいけない本です。別次元の別物、アホさ加減を笑うくらいの気の抜き方で読むのがいいと思います。 僕としては真面目に学園ものをやってもらえたら面白かったのではないかな、と思うのですが、それでは海賊本の趣旨と合わなかったのかもしれないですね。 ちゃんとした設定と纏まった構成で書かれた本を読みたかったです。 これもこれで……ナシではないかな?(汗) 本編と完全に分けられているのが救いです。 9/28(木)読了 評価:★★☆☆☆ PR
無題
私は学園キノ好きですよ?
えぇ、めっさ好きですとも。 シズファンですが好きです。 色んなところに出てくる小ネタが分かるから、というのも多いにありますが、素直に面白いと思えました。 私は作者でない人がそういった、世界観をぶち壊す物体を書くのは恐ろしく嫌いですが、作者本人が書いたなら話は別です。 要するに権力に弱いのですが。 とにもかくにも、学園キノ好きな自分は「こりゃコメントしなきゃ」と思った次第でありました。
コメントどうもー
「ひどい」というのはある意味ほめ言葉でもあります。
「よくここまで元の世界観を壊せたものだなぁ。やってくれたな時雨沢さん」という感じですので本作品を否定するつもりはありません。 単純に僕の肌に合わなかっただけですので気になさらないでくださいね。 |
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