ラノベやアニメ、映画、TCGなど。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 キーリⅣ 長い夜は深淵のほとりで (壁井ユカコ/電撃文庫) ハーヴェイの出番が少ない……。仕方ないとはいえ、少し物足りないです。一年半も経過してちょっと大人っぽくなったキーリと「彼」、相変わらずのハーヴェイとベアトリクスなのですが、最後のほうで見せたハーヴェイの決意が良かったです(またハーヴェイか)。(ネタバレ反転)今までの優柔不断とも言える情けなさはもちろん彼の味だったのですが、そんな状態から見事に脱却。一転してキーリの思いに応える覚悟を決めたハーヴェイがたまらなく格好よかったです。もちろんキーリも決然とした態度を示していて格好よかったです。また今回再登場したユリウスも見違えましたね。ただのお子様だったのが立派な男になって帰ってきました。それでも兵長と並んで脇役の立ち回りになるのが可哀相でもありますが(苦笑)。 これからもつかず離れずの関係を保つことに……ならない気がビンビンにするのですが(汗)しっかりと泣かせてくれそうなのでこの後の展開にも期待です。 追記1:イースタベリとかノースハイロとか、できれば地図が欲しいです(←地理感覚皆無)。 追記2:(ネタバレ反転)そういえば二回目に掃除夫が出てきたのは何だったのでしょう。一回目の後に死亡したとありましたし、亡霊だったのでしょうか。理解が及びませんでした。 5/4(木)読了 評価:★★★★☆ キーリⅤ はじまりの白日の庭(上) (壁井ユカコ/電撃文庫) うわー、続きが超気になるー、という終わり方をしてくれた五巻(上巻)です。今回はいきなり兵長の話でぐっときたり、本筋の大事な話が進んだりしましたが、何よりも注目すべきはキーリとハーヴェイのラブコメっぷり! ちょっと言いすぎかな。青臭い雰囲気と言いましょうか、見ていて思わずニヤニヤしてしまういそうになる場面が良かったですねー(笑)。ハーヴェイのさりげなくうぶなところとか悶絶ものでした(←完全にハーヴェイスキー)。 まあラブの部分は置いておきまして、実際にストーリーがどしどし進んでいます。話としてはハーヴェイが全ての厄介ごとをまとめて解決する方向になるのでしょうかね。まだよく分かりませんが不死人そのものについても話が及んできていますので、そろそろクライマックス突入という感じでしょうか。あー、続きが楽しみです(苦笑)。 5/4(木)読了 評価:★★★★☆+ PR キーリⅡ 砂の上の白い航跡 (壁井ユカコ/電撃文庫) この展開だとキーリとハーヴェイが結ばれてハッピーエンド……は、なさそうですね(苦笑)。何となく寂しい終わり方をしそうです。終盤にてハーヴェイの身に起こる出来事で作者さんの非情さといいますか、物語の方向性を垣間見た気がします。でもそういった物寂しい雰囲気が上手く描かれていけば、それはそれで楽しめるのでいいのですけれどね。 それと今回はハーヴェイが良かったです。キーリも悪くないのですがやっぱりハーヴェイが見ていて切ない(泣)。(ネタバレ反転)不死人なのに死を免れたことに安堵したり、やっぱり感情を捨てきれなくてそれに依存するところがあったり、それゆえに傷ついたり、と矛盾じみた人間っぽさが良かったなぁ。この辺は次回以降も期待できそうですね。 あ、最後にやっぱり今回も本文が読みづらかったです……。長文というか、句読点が少ないというか、文意をさっさと汲み取れないのですよね。僕の読み方が悪いのかなぁ……。 5/3(水)読了 評価:★★★★☆ キーリⅢ 惑星へ往く囚人たち (壁井ユカコ/電撃文庫) ……あのぅ、マジで題名を「ハーヴェイ」にしませんか?(爆) 戯言は置いておきまして、今回もハーヴェイが良かったです。めっさ良かったです(興奮ぎみ)。理由などは前回と同じなのですが、より一層深みが出てきて読んでいるだけで悶絶しそうでした。「うわぁぁ、ハーヴェイィィッ」という感じです(どんな感じだ)。 もちろん主役のキーリもいい味だしてました。どうしようもない、やるせない気持ちがよく伝わってきて面白かったです。 でも、でもね、やっぱりハーヴェイがいいなぁ(まだ言うか)。それでも(ネタバレ反転)いったん二人は別れるみたいですし、大きな分岐点として今後ハーヴェイ(もちろんキーリも)の心境がどのように変化していくのか、見物ですね。 続きが楽しみになってきました!(笑) 5/3(水)読了 評価:★★★★★- キーリ 死者たちは荒野に眠る (壁井ユカコ/電撃文庫) 弟に負けじと読み始めました(笑)。大賞受賞作です。 読み始めたときは「う、なんか文章が読みづらい」で、読み終えたときは「あー面白かった」です。つまり面白かったわけです(苦笑)。文章の読みづらさというのは作者さんの文体に慣れていなかっただけのようですね。途中からは自然に読めるようになりました。 ストーリーは要約すればとても短く簡潔なのですが、僕はむしろ雰囲気を味わう作品なのかな、と思いました。文章も展開もさほど傑出しているとは思いませんが、場面場面の雰囲気がしっかりと感じられました。荒廃した世界の寂寥感や死者たちの空虚感など、頭に入ってくるシーンが良かったです。 最後に、(ネタバレ反転)八十年も生き続けてきた不死人のハーヴェイが未だに感情を捨てきれず、そのせいで懊悩する様は見ていてジーンときちゃいました。こういうタイプのキャラは結構好きです(苦笑)。 5/2(火)読了 評価:★★★☆☆+ 黄昏の刻2 七色の刺客 (吉村夜/富士見ファンタジア文庫) いい感じに面白くなってますね。相変わらず主人公の強さは強力無比なのですが事件がトリッキーで単純に超能力の優劣で解決させないところが良かったです。伏線もしっかり仕込んであり、読んでいて「ああ、なるほど」と頷けました。 ただ事件の犯人が知能犯だったために熱いバトルはなかったですね。それが少し残念ですけれど二度三度と裏をかかれて立ち回る展開は面白かったです。主人公たちの結束とか意志の強さとか、その辺の成長ぶりが今後も期待できそうです。 あ、あと早苗といい、ハーフダラーの愛朱といい、髪型が可愛いかったです。それだけです(苦笑)。 5/1(月)読了 評価:★★★★☆- 黄昏の刻 しろがねの転校生 (吉村夜/富士見ファンタジア文庫) いまさら読んだのか、と言われそうなラインナップが続いておりますが、たぶん今後も続きます(汗)。積ん読が崩れないもので古いものから読んでいくと新しいものまで古くなり……、と連鎖していくわけですね。いつまで経っても世間から遅れ続けていく、というのはなるべく避けたいのですが……。 で、学園超能力ものです。心の強さで能力の強さが左右されたりとかはオーソドックスですし、何より三田誠さんの「SCAR/EDGE」と似ていますね。同じグランプリに参加しているので対抗しているのでしょう。でも内容的には三田さんの勝ち。文章や描写は悪くないのですが展開が唐突といいますか、巻を重ねないと面白みが出てこない感じですね。 続きが楽しみです。 4/30(日)読了 評価:★★★☆☆- |
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