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 Holy☆Hearts! 大好きだから、いっしょです。 (神代明/スーパーダッシュ文庫)


 相変わらずのんびりなホリハ2巻です。ゆったり~、まったり~な作風がいいですねぇ。詐欺で荒んだ心が癒されます(笑)。
 内容的には前回と同様、短編連作ですね。一人称のキュノが嘘臭いほどおとぼけで「そうじゃないだろーっ」と叫びたくなるときもありますが全体的には和みムードです。個々の話はいちおう時系列で繋がってはいますが関係性はちょっと薄いです。それに少しシリアスになるかと思えばあっさりとそんな雰囲気は払拭、すぐにほんわか話に戻りますのでそっち方面の話はまったく期待できないですね。それでも三人のケンカの話などはアクセントがついてよかったです。
 ちなみに、フェリカさんが短髪だったのにメガショック(涙)。一巻ではずっと長髪メガネのお姉さまキャラだと勘違いしてました。そうするとジンジャーが可愛く見えてくる不思議発見。それとエクスがいいですね。「マリ見て」の聖さまのようで周りを巻き込んで百合展開に トラブルを起こしたりとけっこう不可欠なキャラだと思います。まあ、作者さんはそっち方面に広げる気があまりないようですけれどね……(ジャスパーの話もあって普通に男の子も扱っているので)。
 次回もハードな本の後に息抜きとして読みたいです。

 4/28(金)読了
 評価:★★★☆☆+
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 ハーフダラーを探して2 (水城正太郎/富士見ミステリー文庫)


 う~ん、下降気味ですね。前巻同様、いえ、輪をかけて微妙な感じです。いちおう詐欺はしているのにやはり真に迫ってこない描写が何とも……。もちろんやりたいこと、やっていることは理解できるのですがどうも表面的な動きしか感じられないと言いますか、キャラたちのだまされたときの心理状態が伝わってこないのですよね。詐欺に関してはそんな感じです。
 一方「LOVE」のほうですが(苦笑)今回もなかなかいい感じです。いっそこちらをメインに展開させたほうがいいような気がします。終わり方が次回の波乱を予測させる引きでちょっと楽しみ。でもコンゲームとしては期待、できるかなぁ……。

 4/27(木)読了
 評価:★★☆☆☆+



 ハーフダラーを探して3 (水城正太郎/富士見ミステリー文庫)


>こんな結末を見たことがあるか? 衝撃の完結編!!
 あらあら、としか言いようのない結末に……。そんな終わらせ方でいいのかなぁ。なんていうか御座なりに終わらせた感しかしないです。
 打ち切りというやつなのでしょうか。内容的にはほとんど詐欺なんてしてなくて前回までの伏線に一応の答えを出して終わらせた感じです。設定は面白くなりそうだっただけに残念ですね。キャラもそこそこ好きでしたのに。話のメインである詐欺の部分が分かりにくかったのが原因かしら?
 まあ、もったいないなぁとしか言えませんね……。残念。

 4/27(木)読了
 評価:★★☆☆☆



 ハーフダラーを探して (水城正太郎/富士見ミステリー文庫)


 いまいちパッとしない感じ……。コンゲームものです。騙したり騙されたり、という感じですね。
 文章はそこそこ上手くて読みやすいですし描写もそれなりに良くてキャラも立っています。
 ですが肝心の詐欺の部分があまり印象に残らなかったんですよね。少し説明不足なところもあって理解が及ばなかったりもしましたし(僕が慣れてないのかもしれませんが)。ストーリーがほいほい先に進んでしまうのがいけなかったのでしょうか。あまりパンチがなかった気がします。あ、後から後付けっぽくさらりとネタばらししちゃうのがよくないのかも。薄っぺらく感じてしまいますからね。
 あともう一つ微妙といえば微妙な部分がありまして。それは「LOVE」の要素です(苦笑)。富士ミスだからといいますか(苦笑)、「LOVE」が盛り込まれたシーンがちらほらとうかがえます。違和感がないこともなくて多少の嘘臭さも感じましたが僕としては良かったかも。ミステリーとは関係ないですけどね(笑)。
 というわけで悪くはないけど微妙な感じでした。続き次第ですね。

 4/25(火)読了
 評価:★★★☆☆-



 タイピングハイ! さびしがりやのイロハ (長森浩平/角川スニーカー文庫)


 あー、ごめんなさい。ちっとも面白さが理解できないですorz
 まず明らかにこなれてない文章にちぐはぐな構成、描写の浅さでキャラも立たない。何を楽しめばいいのか分からないまま終わってしまいました(悲)。
 あえてよかったところを上げるならイラストくらいかなぁ……。あ、(ネタバレ反転)設定でAIを育てるという発想だけは面白いと思いました。全然活かせてなかった気もしますが(汗)。
 優秀賞、か……。

 追記:なんだかミスがいくつも……。タイトルがなかったりネタバレしていたり(汗)。ごめんなさいでした。

 4/24(月)読了
 評価:★☆☆☆☆



BAD×BUDDY 12月の銃と少女 (吉田茄矢/富士見ミステリー文庫)


 もしかしたら外すかなぁ、と懸念を覚えつつ読んでみました。海外刑事ものです。
 エリート刑事のホンダ(女難の気アリ)はその直情径行の性格のせいで地方へ左遷されてしまい、やっぱりその一直線な性格のせいで危険な事件にわざわざ自分から首を突っ込んでいく話です。
 うん、意外なほどに面白いですね(笑)。ちょっと驚きました。富士ミスの最終選考作品ということで危ないかな、と思ってましたけど普通に面白いです。
 一人称で自嘲気味な文章(ハードボイルドなのかな?)は語彙が豊富でキャラとの掛け合いもテンポがよく、描写も結構しっかりしてます。基本的に文章力があると思いました。
 キャラクターも立っていて自然な会話を読めるのはいいですね。ちゃんとアメリカ臭さ(誉め言葉)が滲んだ言葉づかいでハードボイルド好きな人は充分楽しめるかと思います。
 また当然ながら事件を追っていくわけですがストーリーはちょっとひっかかるところが。物語の筋道がぶれていくというか、あれ何を目指してたんだっけ、みたいな風になりがちです。僕はちょくちょく前ページを読み返しながら進んだので平気でしたが本筋についての説明(整理)をもっと分かりやすくすれば良かった気もします。
 それでも文章がしっかりしてるので全体的に楽しめました。最後のあたりは少し幻想気味の終わらせ方ですがそれはそれで個人的には満足。そこにたどり着くまでが波乱続きでホンダの必死さが涙ものだったので最後くらいオッケーですよ。許せちゃいます(笑)。
 ホンダだけでなくウォルターやヴィスコも味があったし最後は感動できて楽しかったです。満足満足。

 追記:個人的にイラストも良かったです(笑)。

 4/19(水)読了
 評価:★★★★★-



BAD×BUDDY2 サウス・ギャング・コネクション (吉田茄矢/富士見ミステリー文庫)


>ホンダさんなんかね、左遷されて当然なんだよ!
 その通りだと思う(笑)
 刑事もの二巻です。なんだか前巻とあまり変わってないなぁ(苦笑)。それが実力の証明として良いと捉えるか、進歩のなさとして悪いと捉えるかは置いておきまして。
 とりあえず言えることは面白かったということ。相変わらず文章はきっちりしているし、キャラも(ヴィスコは例外。ご都合キャラっぽかったのがちょっと……)それなりに立っていて会話が面白いし、物語もいちおう綺麗にまとまっています。
 それでもやっぱり見えにくくなる話の本筋とかは仕方ないのかしら。進展の解説(整理)を頑張ればもっと分かりやすくなると思うのですが。今のままですと話が複雑に転がってあっちこっちに場面が飛んでごちゃごちゃしたあげく、把握しきれないうちに解決してしまう、そんな感じなんですよね。もう少しさっぱり明快にできれば取っつきやすくなると思うのですが。
 まあそれでもキャラ(特に今回もホンダ)が素晴らしかったので満足です。見ていて呆れるほど一途で熱いホンダは同じ男としてちょっとまぶしかったり(苦笑)。死ぬ思いで駆け抜ける姿は格好よかったですね。あとヴィスコですが最後のアレは反則な気がしました。意外に可愛いらしい側面が見えたので許しますけど(爆)。
 次が出たら買うつもりですが、ちゃんと出るのでしょうか?(けっこう不安) 万人受けはしなそうなのでそこが心配です。

 4/20(木)読了
 評価:★★★★☆


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