ラノベやアニメ、映画、TCGなど。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 神様ゲーム カミハダレニイノルベキ (宮崎柊羽/角川スニーカー文庫) あー、これまた微妙だなぁ……。 文章と設定は好きです。読みやすさは充分で描写もそこそこな上手さ。神様とゲームというお話は食指を動かされます。ですがストーリーが中途半端すぎるのと主人公を好きになれないのが致命的な欠点でした。 ストーリーの中心は二つの「神様のゲーム」なのに片方(重要なほう)はそっちのけでなし崩し的に話が進んでしまい、ある意味予想通りな終わり方で拍子抜けです。主人公は野心的で何でも自分でこなせる人間で傲岸不遜。それでも他人を思いやる優しさがあればいいのにそんな描写はほとんどなく、ひたすら自論を押しつけるだけで乱暴でした(しかも相手が納得するの早すぎ)。 この終わり方だと続きはどうなるのでしょうね……。面白くなっていることを祈りつつ、もう少し付き合ってみます。 6/2(金)読了 評価:★★☆☆☆+ PR タマラセ 彼女はキュートな撲殺魔 (六塚光/角川スニーカー文庫) 第九回スニーカー大賞優秀賞受賞の本作。同じく第九回優秀賞の「タイピングハイ」よりは断然まともなのですが、いかんせん、面白さがさっぱり分からないです。 文章とアクションシーンはわりと上手いですし世界観や設定も普通なのですが、ストーリーとキャラにまったく魅力を感じられなかったです。いろいろと描写が足りなくて(もしくは変な描写で)キャラを受け入れられず、キャラを気に入れられないから展開にも共感できず、気づけば「それでいいの?」という感じで終わってしまいました。 特にキャラですが、登場人物全員、妙にサバサバしてるといいますか、人が殺されても平気なメンツ揃いで変な感じでした(いちおうは慄くような描写もありますが圧倒的に不足)。 それと最初から最後まで散りばめられたギャグがまったく肌に合わず。そのせいでシリアスなのかギャグなのかよく分からないのも楽しめなかった原因です(むしろこのギャグが最大の原因かも)。 そんな感じでほとんど楽しめず。文章は読みやすいのですが、こういう殺伐としたバトルはどうもなぁ……。 続きは読まないと思います。別の方向性のシリーズが出たら考えますけれどね。 6/1(木)読了 評価:★★☆☆☆- 平和の鐘、永遠の女王 (いわなぎ一葉/富士見ファンタジア文庫) なんだかなぁ……。「女王」三部作完結です。 やっぱり一巻で止めておいたほうが良かった気がしますね(汗)。今回も二巻同様で悪くはないけどそこまで良くもない感じ。 あえて言うなら軍事・政治話の比率が重くてちょっと退屈な印象も。あと(女王と恋敵のパターン)もいいかげん飽きてきました(汗)。ああ、それと大事なことがありました。(クレアの性格が全然変わってない気がするのですが。クリムはどこ行ったのですか?(悲))これが一番気になったところでしたね。 ご都合なところもあるけれどハッピーエンドでめでたしめでたし。結果的に一巻で終わらせておいて良かった、ということで。できればこの作家さんの別のファンタジーが読みたいけれど……出るのかなぁ?(汗) 5/31(水)読了 評価:★★★☆☆ 真実の扉、黎明の女王 (いわなぎ一葉/富士見ファンタジア文庫) かなりびみょー……。これだったら無理に続けず、一巻ですっぱり終わらせたほうが良かったのではないでしょうかね(汗)。 で、どこらへんが微妙かといいますと面倒なので箇条書きにします。いちおう前回と比べて、ということにしますね。 ・キャラの書き込みが(カルロ以外)ちょっと足りない ・カルロとクレアの関係の発展の描写がいまいち足りない(前回のカルロとクリムも同様ですが) ・後半のご都合っぽい展開(カルロが乗り込むところ) ・ストーリー全般(設定含む)がカルロの心理以外、前回の焼き直しっぽい印象 ・そもそも前回がきれいに終わっているのに(転生ネタ)で続けたのはマイナスな感じ(話としてはまとまっています。でも(クレアがクリムの魂を持っている、だけど一体化して万事解決)の部分が個人的に激しく微妙) ・感動すべき場面でノリきれない…… ・クレアが好きになれないorz という感じですね。決して悪くはないけれど、こまごまとマイナスな点があるので「びみょー」なのです(汗)。 作者さん自身が言っているようにキャラたち(カルロとクリム)が幸せになれるようなハッピーエンドを用意したかったのですね。そのもくろみはかろうじて成功していて僕も嫌いではないのですが、別に前回のあの終わり方でも充分OKだと思いますよ。 まあ次回の三巻が「女王」三部作の最終巻らしいので読んでみます。シリーズとしての評価はそのあとで。 5/30(火)読了 評価:★★★☆☆+ 約束の柱、落日の女王 (いわなぎ一葉/富士見ファンタジア文庫) グロと肩透かしで消耗したHPをしっかり回復♪ ファンタジック・ラブストーリーです。なかなか良かったですねぇ。カルロとクリムの甘く切ない恋模様は読んでいて涙がこぼれそうでしたよ。特にP256~258の二人の会話が最高でした。カルロの慌てっぷりをちぐはぐなセリフで見事に表現していて、ぐっときちゃいました。 逆に気になる点もいくつかありました。序盤がやけに駆け足ぎみで、ストーリー全体の起伏が変な感じでしたね。カルロの正体の暴露・国助け・クリムへの気持ち、の三つの組み合わせ方に違和感を感じました。もっと後半で一気に畳み掛けたほうが定型的ではありますが分かりやすいと思います。それとカルロが召喚された原因や理由が不明瞭なところ。まあこの辺は追究するだけ野暮というものですね。 メインはやっぱりカルロとクリムの恋愛関係なので、そこを中心に俯瞰すればよくできた話だと思います。続きが三巻まで出ているようなので早く読みたいですねー。蛇足っぽくなっていなければいいのですが(汗)。 5/29(月)読了 評価:★★★★☆ |
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