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 しにがみのバラッド。⑥ (ハセガワケイスケ/電撃文庫)


 あれ、おかしいな。全然おもしろくない……。
 「しにばら」六巻。詩的な作品(ていうか詩)なのは元々わかっていましたが、なんだろう……こう、漠然としすぎていて掴みどころがなさすぎるというか、無理に綺麗っぽい、もしくは哲学っぽい文章にしようとしているような、奇をてらっているようで微妙でした。

 「はじっこの少女。」はもろに上の特徴が出ていて意味がつかめないうちに終わり。あまりに抽象的すぎて感情移入どころか、設定や場面の把握もままならなかったです。詩的文章の配分を間違えている気がする……。

 「きみがあるく塀のうえ。」はまだマシで、内容は分かるのですが描写が弱すぎます。ソラとカノコの関係にインパクトが欠けているので心に響くものが感じられず、また最後の展開もよく分からなかったです。ソラが「ああなった」のはなぜなのですかね?(予兆はありましたが決定的な理由が見当たらないのです)
 もうちょっと二人の関係を具体的に描写したほうがいいと思います(詩だけでは感情移入できません)。あ、あとサブタイトルの意味が不明。

 「彼女の風景。」は一番まともな「小説」の体裁をしていました。ストーリーもわりと好みで展開もそこそこ、結末も下手にこびないのが好印象でした。ですがやはり拙く感じるところがちらほら。
 文体が一人称だったり三人称だったりします。わざとやっているのなら狙いが分からないです。
 導入と結末はいいとしまして、中途の見せ場であるエイトと未亜の掛け合いが盛り上がらないのが勿体無いです。表現したい二人の心情は汲み取れないこともないのですが、文章では描写しきれておらず、二人の気持ちが薄っぺらくしか伝わってこなかったです。特にエイトのセリフに迫力が足りない気がしました。表現したい気持ちは分かるだけに惜しいです。勿体無い。

 最後のモモの話はいまいちでした。ちゃんと進んでいるのかよく分からない感じで印象も薄いです。できれば番外編としてまとめた方が良かった気も。

 という感じでダメ出しばかりでした(苦笑)。もう少し胸をえぐるような描写力をつけて詩的な部分を控えめにし、その分インパクトを強めれば面白くなると思います。
 いちおう次も読みますが、面白くなっているといいなぁ……。


 7/10(月)読了
 評価:★★☆☆☆
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