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 マリア様がみてる くもりガラスの向こう側 (今野緒雪/コバルト文庫)


 109ページの挿絵に悶絶。電車内で身をよじっている大学生がいたらたぶん僕です(恥)。
 お正月に小笠原邸にてお泊り会、な二十三巻。前巻の続きなのでシリアスな内容が続くかと思いきや、お泊り会の間はいたって平穏でした。
 それぞれの姉妹ごとにレクリエーションを楽しんだり、わいわいがやがやお食事したり、とほほえましくて楽しかったです。こういうのほほんとした空気はいいものだなぁ、と思っているとまたシリアスな話題にUターン(苦笑)。
 それでも祐巳が自分なりの覚悟とか気持ちの整理などをしていくので先行きは降水確率低め。未来への道がぐちゃぐちゃにはならなさそうで安心です(恥ずかしいセリフ禁止!)。
 でも、なんだかんだ言っても着実に三年生(令ちゃんと祥子さま)の卒業は近づいているのですね。こういったイベントごとも残りわずかなのでしょうか。先が読みたいけれど読みたくないような、矛盾を感じてしまいます(苦笑)。
 彼女たちの未来に幸、多からんことを。

 6/13(火)読了
 評価:★★★★☆-



 麒麟は一途に恋をする3 (志村一矢/電撃文庫)


 口絵2、3ページの見開きで最初のため息が漏れます。ほのぼのとラブラブ、いいですねぇ(苦笑)。
 正統派アクション&ピュアラブストーリー三冊目。時間が空いてしまったので細かい設定は忘れちゃったのですが(キャラ数も多い!)なかなかに面白いです。
 いつものごとく、オーソドックスだけど手堅い内容で話が動いていきます。あえて挙げるなら柚子に焦点をあてた巻と言えるでしょうか。
 敵方も徐々に包囲網を縮め、《黒麒麟》の遙もより苦しい立場に追い込まれ、仕方なく助けを請います。しかし、それでも足りない。力が足りなくて麻由を護ることができない。苦しみつづける遙のその姿、とても胸を打ちます。遙がどれだけ麻由のことを想っているのかが分かるとこれがまた切ないですね。まさにタイトル通り、麒麟は一途に恋をしています(苦笑)。
 あまりに捻りのない直球ものですが、こういうお約束な甘々ラブストーリーも大好きです。「護くんに女神の祝福を!」のようなコメディ要素は皆無ですが、シリアスな純愛もこれはこれで困難を乗り越えたあとの感動がひとしお。遙と麻由の関係はちゃんと深まっていくのでしょうか? 楽しみです。

 追記:そういえば(今まで番外編扱いだった『月と貴女に花束を』シリーズのキャラが本編に介入してきましたね(苦笑)。)それはそれで構わないのですがキャラの数が多すぎるのがちょっと困りものですね。それでも(深雪の名前は出るのに冬馬の名前は出ないのですね(笑)。

 追記2:ふと思ったのですが、今回の喫茶店に出てくる(「ノートPCを前にうなる青年」は作者さんではないですかね?(四巻あとがきをちらっと見ました)) そう考えますと(繊細な筆致のイラストレーターである麻由ってまさか椎名優さんがモチーフ?) 真相は作者さんのみぞ知る、ということですね(笑)。

 6/13(火)読了
 評価:★★★★☆-
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コメント
『くもりガラスの向こう側』
お正月、祥子さまの家にお泊まりして皆でわいわいがやがやってノリでしたよね☆
今祐巳は暖かい部屋の中で、仲の良い友達に囲まれて幸せに過ごしている。その向こう側に、冬の冷たい外気に晒された瞳子ちゃんが白い息を吐きながら独り暗い夜道を彷徨い歩いている…そんなイメージを連想させます… 祐巳の用意した猫ハウスに気位の高い瞳子猫が早く住み着いてくれますように…って感じです(泣)
【2007/05/27 03:26】 NAME[吸血姫] WEBLINK[] EDIT[]
うちの瞳子しりませんか?
コメントどうもです。

このころの祐巳はまだ瞳子の出生や実家のことをまったく知らないのですよね。そう考えると家の内外で寒暖をイメージされるのももっともだと思います。

>祐巳の用意した猫ハウスに気位の高い瞳子猫が早く住み着いてくれますように
まさにそういう感じですよね。
人になつかないシャム猫のような瞳子があたたかい祐巳の懐に抱きかかえられる日がはやく来るといいですね。
【2007/05/28 02:12】 NAME[インフェリー] WEBLINK[] EDIT[]
吸血姫
この書き込みをここにして言いものかと気が引けるのですが… とうとう「仮面のアクトレス」まで読み終える事が出来ました。1巻目を手にしたのが2005年の夏なので…挫折もせずにとゆうか、それ以外何もイベントがない証拠って言いましょうか… それにしましても仮面とは、こういった事柄を指していたのだと思いました。題名だけ見た時は、何か仮装パーティでもするのかと勝手に思ってました。自分の素顔を日田すら隠して仮面を被る!確か紅薔薇の祥子様は自分の感情をあまり表に出さない類いの方でしたが、紅薔薇の伝統の行き着く果てが名女優の仮面女、瞳子姫なのでしょうか?女優さんならそれはもう、素顔など解り様もなく、あのカメラマン蔦子さんをも欺く演技派少女なんですが、言うなれば本当の自分は奥底にし舞い込んでいて誰にも覗く事が出来ない、近寄りがたい雰囲気の子!おまけにクラスメイトに煙たがられても独りで闘っているアウトロー的なキャラなんですね!読んでても瞳子の痛々しい場面は力が吸い取られる様に、寒々と心が冷えきってその場に蹲ってしまいそうです… 生徒会長の選挙戦で瞳子が出馬した理由が祐巳様の選挙出場の確信を自覚させ、やる気を起こさせ薔薇様になってもらいたいと願ってした事なら、それはもう…瞳子ちゃんの思い人に対する恋心は…意地らしいほどに健気な感じがします。瞳子自身誰に票を入れてたのかとか…キャッチフレーズのポスターは何を思って書いていたのかとか…落選した後の祐巳が見た瞳子の素顔とか…想像しちゃいますね///// 何かあまり解らない点が多過ぎるキャラですが、ここ最近の小説には…「何となくでも解ってしまったのでした…」 見たいな曖昧で、はっきりしないものを、漠然と解ってしまった!…見たいな心情表現をしますよね。。。 選挙戦での志摩子お姉様を慕う乃梨子の愛情はとてもストレートで白薔薇姉妹が誕生した「ロザリオの雫」【あの場面程好きな場面はないです】からあのカップルの熱烈振りはため息が出るくらい、二人の世界って感じで… 令と由乃や祥子と祐巳など、改めてお互い深い愛情で支えられているんだなってスールの二人が羨ましいです…そして青空を見上げながら自分はあと何冊小説を読まなければならないのだろうとうんざりため息を着くのでした………
【2007/06/05 02:30】 NAME[「仮面のアクトレス」] WEBLINK[] EDIT[]
Masquerade
仮面をつけた女優にふさわしい舞台とは――。

どうもこんばんは。コメありがとうございます。
たしかに瞳子はよくわからない書き方をされていますが、個人的には祥子様が自分の力だけで解決しようとするので人が寄り付かなくて(高嶺の花タイプ)、瞳子はある意味あきらめのような感情が根っこにあって周囲を寄せ付けないのかもしれません(孤高の狼タイプ)。
二人とも感情を表に出しませんがその理由はちがうところにあるような気がします。あくまで僕個人の印象ですが(苦笑)。

それとスールはいいですよね。
三組三様でそれぞれにちがった付き合い方があり、見ていて飽きません。

ここまで読んだのでしたらあと少しです。
今月下旬には最新刊が出るようなので瞳子関連の話もひと段落つくかもしれませんね。
僕はいまから楽しみです。
【2007/06/05 21:51】 NAME[インフェリー] WEBLINK[] EDIT[]
『大きな扉 小さな鍵』
管理人様のお言葉通り、あと一息です。頑張ります! このお話を読んで瞳子のキャラ像が自分の中で当初のイメージと大夫違って来てるのですが、生意気で高飛車な祥子の親戚で意地悪キャラの我が儘なお嬢様に映っていた姿が、実は意外にも瞳子自身かなり内面で自分を哀れんで卑屈になっている…これがこの少女のコンセプトだって気付きました。松平家が養女にと孤児院とか…教会の前に捨てられていた赤ん坊を拾って来て育てられた子供が瞳子だったとしたら。そう思ってとても劣等感を抱いている…その生い立ちが自分を出せ無くさせ、仮面を被って演じるしかない理由なんだって…そして祐巳様に同情で構われたくないって強く反発してるシーンは、同情で好かれたり好きになったりって本当に自分のことを好きに思ってくれてないって落ち込むしかないですよね… ここで大切な事は本当に相手の事が好きだって気持ちがあるかどうかなんだって感じました。それがあればどんな縺れた糸も白薔薇姉妹の喧嘩の様に解けてしまうって感じです。志摩子の我は、あまりにもLove②で赤面でした///// ってコトは祐巳が瞳子を「好き」って思ってる気持ちをキーホルダーに鍵を通して持ち歩いてれば、いつか扉は開くのかなって!白薔薇姉妹の様な結果にたどり着くのではないかって。「好き」って言う気持ちはそれほどまでに大きいんだって思う。疑心暗鬼に成らざる終えない理由があるにしてもそのマイナス思考は全ての結果をマイナスに運ぶ作用があると思うから、疑心暗鬼なんて捨ててしまいたい!無邪気な子供だった頃は真っ白でひたすら恥も外聞も分別も制限も境界線も呪縛も無くあるがまま自然体だった…あの頃の自分は天才だと思う!今の自分はなんて隔離されたお行儀の良い低次元な人形になってしまったのかって…それが変えって不幸の現況の様で忌まわしい……白薔薇のコンセプトって 、何処にも馴染めないまま銀杏の中にただ一本綺麗に咲く真っ白な花って感じです。黄薔薇の場合目標を定めたら一面振らず周りを掻き乱してまっしぐら に突き進む革命の花って感じで。紅薔薇の場合…良く解らないです(汗)自分の感情をあまり表に出せなくなってしまった境遇が各々にあって、一人何かと格闘してる。でも祐巳の場合…祥子や瞳子のお守り約的な庶民派狸だから…良く解りません…(悩)けど瞳子ちゃんが妹を作るとしたらどんな女の子なんでしょうかねって思いました。
【2007/06/09 01:02】 NAME[吸血姫] WEBLINK[] EDIT[]
彼女は悲劇のヒロイン?
こんにちは。コメありがとうございます。

瞳子は初期から高飛車で高慢なイメージはありましたが、その背景を描写されるとまたずいぶんと違ったキャラクターに見えますよね。
それと卑屈になっているというのは僕も同意です。
たぶん瞳子は同情されるのがいやであると同時に、本人も知らぬ間に不幸ぶるようになってしまったのではないかと推測します。
『わたしはこんなに不幸なのよ! 気安く同情なんてしないで! ふん!』みたいに知らず知らずのうちに悲劇のヒロインを演じてしまっていたのではないかなと思います。
演劇好きな彼女にとって皮肉なことですね。
これは次巻の「クリスクロス」をお読みになるほうが早いかもしれません。
あくまで憶測なのでどうとは言えませんが、どちらにせよ早く祐巳と仲良くなって、手と手を取り合って並木道を歩いてほしいものです。

>瞳子の妹
瞳子には祐巳や乃梨子のような受容力のある子が合っているかと思います。
【2007/06/09 16:09】 NAME[インフェリー] WEBLINK[] EDIT[]
「クリスクロス」
お久しぶりです… 読み終わって随分日数が立ち、内容があまり思い出せません(泣) 瞳子ちゃんみたいに「私なんて」って思って恋を諦めるのは寂しい感じがする…けど、だからといって自分の恋心が結ばれるなんて無いだろうって思ってる…祥子様が瞳子にけしかけたセリフの様に今の自分にはどんなセリフが一番必要なんだろう…バレンタイン 仲の良い恋人達が視線に入る度、もういつでも自殺したって良いって思って生きているから… 同窓会…みんな結婚して子供までいるってのに…今更恋人いない歴十年?なんてバカバカしくて…他人の幸せの集まりに出席なんてする訳ないじゃん(笑) 友達なんていらない… そんな感じです。
【2007/06/29 01:37】 NAME[吸血姫] WEBLINK[] EDIT[]
『あなたを探しに』
とうとう祐巳が瞳子にロザリオを渡す日が間近に迫って来ましたね☆ 幸せだよね~ デートしたりスールって… しかしあの子もこの子もスールスール…自分だけおいていかれた旧校舎の廃材みたく人生に暗くほこりが積もってますね…何も楽しいことなんてないし、小説ばっかり読んでたら近眼で視力低下気味になって来たんで、本ばっか読んでられませんね(笑)アイスティを頼んだらアイスコーヒーなんて渡されてさ!コーヒー苦くて頭痛くなるから嫌いで、水でゆすぎに行っただけで、帰っちゃうだもん!好きだからせっかく会いに来てるのに…恋人といちゃ②楽しい日々も生活の一部位に思って生きている人に比べたら、人生の廃材ですから…もうバカバカしくて!誰も来てくれない…誰も待っててくれない!愛されても…好かれても無いんじゃないかな…軽視されてる感じ…いてもいなくても良い人?別に幸せな人だけ地球は遺伝情報が残れば良いんでしょうから…日本古来の慎ましさ奥ゆかしさなんてなんの遺伝情報も残らず廃れていくだけだから!そりゃもう自己主張全開のアメリカのみぎわさんの様な優秀なシンデレラが幸せ全開で生き残れば良いんでしょうから…もう人生なんか要らないし!勝手にいちゃ②してれば良いじゃん!せっかく会いに来たのに帰っちゃってさ!アイスコーヒーなんて頼んで無いんだから!奥ゆかしさなんて日本古来の遺伝が源じゃあ幸せもカビが生えて来てるしね…そんなに愛したくない存在なら愛されなくて良いから…独りで良いから… もう全部大嫌い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 良くもまぁこんなに不幸な人生にしてくれて…本当ありがとう不幸でさ(笑) バカバカしい…




【2007/06/29 02:37】 NAME[吸血姫] WEBLINK[] EDIT[]
気持ちが通じれば
こんにちは。
切なさと幸せが入り混じってますよね。
新刊も発売されて(短編集なので本筋は進まなそうですが)続きが楽しみで仕方ありません。

それと一つ申しておきますが、コメントの際には記事の内容に沿ったコメントでお願いします。
あまりにかけ離れた内容、それもあなたご自身の話をされても返事に困ります。
ご自分の日記用ブログを持つことをお勧めします。
【2007/06/29 19:08】 NAME[インフェリー] WEBLINK[] EDIT[]


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