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 麒麟は一途に恋をする4 (志村一矢/電撃文庫)


 うはぁ、ベタベタだぁ。だけどそこがいい!(笑)
 面白くなってきました、四巻です。今回は物語の下地として整った状況から一歩前へ進む内容です。常に後手に回っていた主人公サイドが先手に回ったり、遙と麻由の関係に「ある事」が起こったり。今後はビシバシ話が進んでいきそうでメチャクチャ楽しみです。
 それと華音が可愛いですね!(壊) 柚子や麻由(遙とセットで)も可愛いのですが赤髪・縦ロールな発育不全ゴスロリ美少女が可愛すぎます。「月花」でもいいキャラばかりだったけれど「麒麟」では華音が一番です(苦笑)。
 ああ、この先どうなるんだろう。主人公たちも敵側も動向が気になる気になる……。

 追記:いまさら気が付いたのですが口絵の柚子、スカートの下にスパッツ穿いてますね……。いや、別にそれだけですが。他意はありませんよ、ええ、決して(苦笑)。

 6/16(金)読了
 評価:★★★★☆



 麒麟は一途に恋をする5 (志村一矢/電撃文庫)


 遙といい柊弥といい、甘々な展開は見ていて目尻が下がってしまいますね(苦笑)。「麒麟」の五巻です。
 今回は話の流れ的にクライマックスへの導入がメインです。ラスボスっぽいキャラが宣戦布告してきたので最終決戦まであと少し。でも個人的には《麒麟》である遙と柊弥の因縁関係のほうが気になりますね。おそらく最後の戦いにおいてもこの二人の関係が重要な鍵になってくるのでしょう。
 ややショッキングな出来事もありましたが、ラブラブな展開を楽しめたので満足です。次回は八月ごろ発売かな? 全七巻構想らしいですが結末がどうなるのか、今から楽しみです。

 6/16(金)読了
 評価:★★★★☆



 夏祭りに妖狐は踊れ (飛田甲/ファミ通文庫)


 鳥肌立ちました。面白かったです、はい……。
 SF風味なタイムパラドックスを織り交ぜた青春ミステリー、でしょうか。前作の「幽霊には微笑を、生者には花束を」の続編です。前作で綺麗にまとまっているのですから続編を出さなくてもいい気もします(イラストも変わってますし)。面白かったので結果的には許せますけれどね。
 で、主人公がオカルト懐疑主義者のためにやたら理屈っぽく、理詰めで物語が展開するので人を選びます。僕は何が気に入ったか、(前回同様に)大変楽しめました。理詰めで理屈っぽいのだけれど説明臭くなく、ヒントは得ながら謎の部分はそのままで話が進み、主人公たちはできる範囲内でもがき、謎を解き明かそうと躍起になります。SFっぽいトリックが複雑に絡まっていますが、読み終えたときに気づかされる理路整然としたストーリーに唖然としました。
 キャラクターの描写なども特に問題なく、個人的には隠れた名作だと信じて疑いません。できれば次の作品も読みたいのですが、一、二年に一冊しか書かれないのですよね……(兼業作家さんなので仕方ないのですが)。しかもご本人はSFを書きたそうな気配もありますし(デビュー作&二作目はSF、三作目が「幽霊に~」)。気長に待つことにします……(遠い目)。

 追記:民俗学的な伝承とかの話も絡みますのでそういうのが好きな方にもオススメしておきます(苦笑)。

 6/16(金)読了
 評価:★★★★★-
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