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 NHKにようこそ!7 (原作:滝本竜彦 作画:大岩ケンヂ/Kadokawa Comics A)


>「傷つくのが怖いから傷つく前に逃げてしまう」
>「本気になる前に逃げるんだ。だから俺は最強なんだ!」

 イタタタタタタ……。
 これは図星をつく真理で痛々しいですね。
 たしか「年上の彼女2」にも似たようなセリフがありましたがこういうのは内向的な僕にもけっこう当てはまる言葉で耳に痛いです。
 言葉通り、本気になったことがないから本気で負けたことはなくて、本気になれない自分がきらいで変えることもできないから引きこもりも治らない。
 そんな悪循環の解消は前に一歩踏み出すこと。単純だけど勇気のいることです。

 次回が最終巻とのことですが、佐藤は引きこもりから脱出できるのでしょうか。





 銃姫1、2 (原作:高殿円 作画:一文字蛍/シリウスKC)


 面白いですねぇ。
 作品そのものも面白いですが原作の銃姫を読んでいると面白さ倍増です。
 キメラのオリヴァントこと、ルーカは悪役だけど甘い部分もありますし闇の聖女たるグレイシスはドジっ娘で可愛らしい子です。
 微妙に作画というか構図(?)に違和感を感じましたが充分おもしろいので続きが楽しみですね。
 小説との繋がりも深いので先行きが気になります。





 かしまし5(完結)  ~ガール・ミーツ・ガール~ (原作:あかほりさとる キャラ原案:犬上すくね 作画:桂遊生丸/DENGEKI COMICS)


 終わりました。「あのね商法」を使われないでホッとしました(笑)。
 最後はあっちの子を選ぶのですね。納得はいきます。
 でもはずむのアレがちょっと都合が良すぎる気もします。まあ終わりよければすべて良し、という言葉もありますが。

 この物語は設定的に百合とは言いがたかったかもしれませんね。けっきょくとまりもやす菜も男だったはずむを好きだったわけですので純粋に百合ものとは言えないかも。
 最後はハッピーエンドなので気持ちよく終われたけどやるならもっと純粋に百合でやってほしかったかなぁ。
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