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 ゼロの使い魔外伝 タバサの冒険 (ヤマグチノボル/MF文庫J)


 今までのシルフィードのイメージが瓦解しました。
 これはこれで悪くはありませんが。悪くはありませんが、ねぇ……。

 ゼロの使い魔の外伝は無口少女タバサが主役の短編集。
 内容はタバサが(北花壇騎士)としての任務をこなす短編。

「タバサと翼竜人」
 種族の違いで対立うんぬん、というステレオタイプな問題解決話。
 うーん、普通な感じで特に面白くもないような気がします。解決法もやや安直。

「タバサと吸血鬼」
 こういう終わり方はすごく好きです。
 何と言うのかな、気持ち的には違うんだけど合理的に考えてどうしようもないから決断を下すというような話に弱いですね、僕は。
 強い意志で信念を貫けない、どうしようもできない現実を傍観するしかないといった悲哀とかが好きみたいです。
 この話もまだ友人の温もりを知らない頃のタバサの押し殺した感情が見えそうで切ないです。いい話だなぁ。

「タバサと暗殺者」
 あはは、王女むかつくー。
 でも最後は清々する締め方で爽快解決。
 普通に面白かったです。

「タバサと魔法人形」
 この子供すごい腹立つなぁ。0.6アルガスくらいムカつく(新単位発明)。
 この話のあとはちゃんと真人間になれたのかな?
 こういうタイプのキャラは『銃姫』のあの坊ちゃんもそうですが、まともな方向に更正すると前科が前科なだけにやたら格好よく見えるんですよね。
 今回もタバサの我慢強さに敬礼。

 全体を通して見るとタバサの人格像はあまり変わらないですね。やはりタバサは本編通りのキャラなのでその実力がより顕著に示されただけのような感じです。
 あー、あとイザベラのようなキャラはきっとろくな死に方をしなそう(苦笑)。
 というか義のない悪はあまり格好よくないのがどうも。嫌いではないのですが。むしろ好きですが(爆)。

 本編、というよりタバサを主役にした完全な番外編なので読まなくても本筋に差し支えはなさそうです。
 伏線を敷いたりして本編に絡めて欲しかったですね。


 11/15(水)読了
 評価:★★★☆☆+





 狼と香辛料3 (支倉凍砂/電撃文庫)


>「俺が、いるだろ」

 ロレンスー!
 あー、面白かった。地味ながらも生き生きとしたエポックファンタジー第3巻。
 今回も今回とてロレンスが騒動に巻き込まれます。
 責任の半分くらいは身から出た錆なのですがわりと不憫な立ち位置だった気がします。少なくともそれほどまで悪いことをしたわけではないのに。同情します。
 ホロはホロで今回もその可愛さが健在。狡猾で、裏の裏をかく会話でロレンスを翻弄する姿も可愛いです。
 ですがホロがあんな状態になって普段の関係がボロボロと崩れていく瞬間は鳥肌が立ちますね。ドキドキハラハラ。

 物語的にはそれほど大した事件が起こるわけではないものの、商人にとっては大事な「儲け」に関する出来事が起こります。
 その出来事を(必要に迫られ)ずる賢く利用しようと目論むロレンスの描写がいいですね。切羽詰った様相がよく分かります。
 そして何と言っても見所は商品の売り買いをするクライマックスのシーン。これが実に上手く盛り上げています。
 周囲の喧騒に包まれて冷静さが磨耗するなか、今か今かと「売り」の機会を窺う慎重さと、裏返しの焦りが直に伝わってきます。ここが本当に面白かった。

 しっかりと盛り上げどころを盛り上げて、固めるところをちゃんと固めてあったと思います。
 3冊も出してなおも衰えない描写と構成を今後も期待しています。


 11/15(水)読了
 評価:★★★★★-
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