サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋

---

　意外によかった純愛直球映画。
　日本未公開の香港でつくられた作品だそうです。

　二組の男女が恋に落ちる話でそれ以上でもそれ以下でもないです。
　すんごいストレート。
　グリーティングカードのカップルは最初、経緯がよく分からなかったけど盲目カップルのほうはじつに分かりやすくていいですね。あの流れは完全にファンタジーだけどとてもいい。
　恋に恋する乙女のような気持ちになりました。

デジャヴ

---

　前半部のカーチェイスで白熱し、後半部の展開もそこそこ楽しめました。
　で、観終わってからネットで調べてみて超驚き。
　そっか、これって（タイムループもの）だったのか！？
　まったく気付きませんでした。ものっそい損した気分。

　たしかにそういう見方で見ればただの（時間遡行）ではないのですよね。
　あらゆるところに伏線があって、それらが非常にていねいに回収されていってるわけです。
　こういうのは大好きなだけに気付けなかった自分が許せません。超悔しい。

沈黙の戦艦

---

　ライバック強すぎです。
　彼一人で世界征服だってできちゃいそうですね。

　沈黙シリーズの原点、料理人がテロリストどもをぎっちょんぎっちょんに調理する話。
　さすがはセガール、安心のセガール。
　もはや言うことはないです。最強の男です。

　アメリカンな殴り合いでもなくカンフーなアチョーでもなく、セガール式（？）の暗殺術で敵を屠っていく姿はじつにクール。
　うーん、痺れる。

エボリューション ＆ ワンダー・ボーイズ

---

　「エボリューション」

　うーん、順当すぎていまいちでした。
　ところどころでクスクス笑える要素はあるけど全体的に薄味。



　「ワンダー・ボーイズ」

　なかなかおもしろかったです。
　とにかく騒動が起こりまくって、どうなってしまうのかと思ったら意外とまともに収束しましたね。
　夢から覚めて一皮剥けたような、そんな爽快感があります。

　ジャンルとしては何に分けられるのでしょう。
　とても不思議な作品です。

プリティ・リーグ

---

　思ったようなのではなかった、というか女性の視点っぽいというのか。
　まあまあでした。

　物語にぶつ切り感があって話が飛び飛びに進んでいく印象がありました。
　要素要素はおもしろいのに有機的に繋がっていないような感じ。
　おなじ野球ものだと個人的にはメジャーリーグとかのほうが好きです。