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 ジャストボイルド・オ’クロック (うえお久光/電撃文庫)


 正統派ヒーローのSF風味な話。
 おもしろかったです。
 たぶんうえおさんはこういう少年のころ持っていた憧れとかをいつまでも持ちつづけているタイプの人なのでしょうねぇ。
 悪魔のミカタを読んでいてもそれがわかります。

 話のほうはかつて正義の味方だった主人公が探偵としてある事件の依頼を受けることになり、それに巻き込まれる形で過去の事件の謎が明かされていきます。
 ストーリーはそれほど複雑ではないですが僕は最後まで(カリバーンの相棒がどちらなのか)わかっていませんでした。
 たびたび「つばさ」のことが話に挙がってもいまいち判然としなくて。
 最終的には理解できましたけど。

 それよりもキャラクターがよかったですね。
 うえおさんらしい、軽めでお調子者っぽいけど締めるところで締めるような、そんな主人公がかっこよかったです。
 それに相棒のアルもいい性格をしていて二人の掛け合いがおもしろかったですね。

 絵師さんが「悪魔のミカタ」と同じ方なのでどうしてもイメージがかぶってしまうのですが、それでも充分楽しめました。
 やっぱりうえおさんの作品は好きだなぁ。
 「シフト」のほうも早めに読むことにします。
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 とある魔術の禁書目録SS (鎌池和馬/電撃文庫)


 四篇をまとめたはじめての短編集。
 ふだんの本編となんら関係ない……というわけではなく本編を補足するような内容です。

 一つ目は当麻がクラスメイトたちとすき焼きを食べにいく話。
 なんでもない話でありながら変わりつつある世界情勢が背景にあります。
 前巻であった(ローマ正教の行動から科学サイドと魔術サイドの間で戦争が起きる)ことになり、その影響などが描かれています。
 裏の世界を知る上条たちにとってはこの上ない大問題であるけど、ほかの一般人にとっては物騒というだけでそれほど気にしてはいないものなのですね。
 現実に考えると中東の戦争がそれに当たるのかも。

 二つ目は(学園都市のふかい闇に堕ちた一方通行)の初陣の話。
 無法の路地裏でものをいうのは暴力で、それを止めるためにまた暴力がふるわれます。
 そんな世界でもだれかを護るために生きている人間もいて。
 最後のところはじんときました。

 三つ目はイギリス清教の女子寮での話。
 僕的にこういう話は大好きです。
 女子寮というのもそうだけど何気ない会話で楽しそうに盛り上がっているのがいいですね。
 サーシャの服装に関しては僕も同感です(笑)。

 四つ目は熱血分補充の話。
 一話目と二話目から続く内容で無能力者の在り方を結論づける話でした。
 当麻の主張することは大部分で(駒場)にも共通する考えなのですよね。
 熱くていい話でした。

 当麻の株はいわずもがな、ここのところ(一方通行)の株も高騰しまくってます。
 五巻を皮切りにどんどんかっこよくなっていく悪の人。
 前巻最後のアレもあわせて今後が楽しみなキャラクターですね。



 とある魔術の禁書目録13 (鎌池和馬/電撃文庫)


 まさにヒロイックとピカレスクの併存!

 こいつはやばい、やばすぎますよ。
 当麻はあくまで正義を貫くために幻想を殺し、(一方通行)はちっぽけな光のために幻想を護り。
 あぁ、おもしろいなぁ、まったくもう。

 前巻の十二巻の続きで、学園都市内で起こったふたつの事件が同時に進行していきます。
 片方は当麻がちからを尽くして少女をかばい、もう一方は(新たな領域の法則を会得)してもう読んでいて興奮しまくりです。
 もちろん当麻も熱くてかっこよかったけど、今回は(一方通行の最後のアレ)が一番ですね。
 たしかに前例として(土御門が魔術側でありながら科学側の能力を得て)いましたが、これはまったくの別物ですよね。
 (なんらかの施術によるものではないので、もしかしたら喪失した“反射”の復活、あるいはさらに強力な能力を会得)するのかもしれません。

 今回は熱血バトルだけでなく、いろいろと進展があって非常におもしろくなってきました。
 このさき彼はどうなるのだろう、どうするのだろう。
 そして学園都市と理事長はいったい……。
 はやく続きが読みたいです。



 とある魔術の禁書目録12 (鎌池和馬/電撃文庫)


 神裂ねーちんがどんどんいじられキャラになっていく……。
 いや、それはそれでアリなんですけどね。
 p127のイラストとかご飯10杯くらいはいけそうですし。

 そろそろ佳境に入りそうな禁書目録十二巻。
 話としては(当麻の罰ゲーム)のほかにいろいろと動きがあって肝心なところは次巻へ続くようです。
 あくまで準備段階というところでしょうか。
 そんななかでも(当麻と打ち止め、禁書目録と一方通行)が出会って、けれど(当麻と一方通行)が出会わないのがおもしろいですね。
 まるっきり正反対の二人がぎりぎりのところで出会わないのは一触即発のような緊迫感があって、もしも出会ってしまったときは何が起こるかわからないだけに読んでいてどきどきでした。

 最後の新しい敵キャラも気になりますし、風斬がどう絡んでくるのかも楽しみですね。



 キノの旅ⅩⅠ (時雨沢恵一/電撃文庫)


 ああ、おもしろいなぁ。
 たぶん一巻からいっきに読むとマンネリっぽく感じられるかもしれないけど、ひさしぶりに読むとこの優しくも皮肉の利いた話の数々がおもしろくてしかたないですね。

 口絵も入れると10篇におよぶ短編連作。
 どれも風刺や教訓が含まれていてとても滑稽です。


 一つ目はロンパールームな話(古っ)。
 じっさいにあったら怖い話です。

 二つ目は国破れて山河あり、みたいな話。
 でもこれは現実に起こりうることです。

 三つ目はひきこもりの話(マテ)。

 四つ目は謙虚な話。
 謙遜もいいけど、ほどほどに。

 五つ目はこころ優しい話。
 これは最初読んだときオチの意味がわかりませんでした。
 (国の名前=生き残った千人の名前)と勘違いしていて、友人に指摘されて(亡くなった五百人の名前)だと気づきました。
 とても、いい話。

 六つ目はとんでもない話。
 こんなことになったら一人でいる時間が必須である僕みたいな人間はストレスで死んでしまいます。

 七つ目は滑稽でありながら切ない話。
 僕は最後まで読んで悲しくなりました。
 だって、(金髪美人で優しいお姉さんが顔面喪失して死亡)するなんて……。
 鬱への耐性が薄れているようです。
 とてもショッキングな話でした。

 八つ目は遠大な計画に命を賭す男たちの話(notプロジェクトX)。
 ストローで七つの海の水を飲み干すようなものです。

 九つ目は後味の悪い、ある意味リアルな話。
 これはオチだけでなく描写や展開もあわせておもしろかったです。
 時雨沢さんはこういう話もふつうに書けるのですよね。
 『アリソン』や『リリア』はまだ読んでないのですが、たぶんおもしろいのだろうなぁ。
 前巻の「歌姫のいる国」に似たような雰囲気でよかったです。
 それとこの話の最後でありましたが、(キノという名前は旅人から旅人になる者へ受け継がれていくのですね。主人公のキノも元々はキノという男性の旅人からつけた名前ですので、もしかしたらこの女の子が次代の“キノ”になるのかもしれません)。
 そう考えるとわくわくしてきます。

 そして最後はプロローグとエピローグの話。
 プロローグだけではなんてことないのですが、エピローグを読むとその見事な構成に驚きます。
 たった数ページの短い話でありながら、ほんのひとつ、小さな小さな隠し味を加えるだけでまったく異なった意味合いが埋め込まれます。
 これは本当にうまい。
 感服しました。


 前巻ではそんなに楽しめなかった記憶があるけれど今回はとっても楽しめました。
 ここのところ純粋なファンタジーものに触れていないことも一因なのかな。
 とてもおもしろかったです。


 追記:そういえばカバーの著者近著で『リリア』のⅢ&Ⅳ巻のサブタイがⅠ&Ⅱと同じになっていますね。次の版からは修正されちゃうのかな。


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